新星Hezronと名古屋レジェンドAK-69、初コラボの舞台裏
新たなラッパー界の風を呼び起こす、神奈川在住の若手ラッパー・Hezronと、名古屋の大御所ラッパー・AK-69が初めてタッグを組んだ。彼らが挑むのは、テレビ朝日の新番組『RECTRUCK』の一環で、コラボ楽曲の制作と新たな音楽の形を模索する旅だ。
『RECTRUCK』とは
『RECTRUCK』は、ラッパーとそのラッパーがコラボしたいアーティストがともに旅をしながら音楽を創る新しいスタイルの番組で、移動型スタジオ“RECTRUCK”の中で楽曲制作を行う。2023年の放送では、沖縄出身のラッパー・CHICO CARLITOとロックバンド・ORANGE RANGEのRYOによるコラボが注目を集めた。
神奈川と名古屋のコラボ
第二弾ではHezronとAK-69が「日本を覚醒させる曲」をテーマに、パワースポットを巡ってコラボ曲制作に取り組む。旅のスタート地点は山梨の身延山久遠寺。2人は287段の石段「菩提梯」を登り、歴史ある神聖な場所でリリック制作を開始した。Hezronは自らの御朱印帳を持参するなど、根っからのパワースポット好きで、AK-69はそんなHezronとの作品に期待を寄せた。
制作過程での奮闘
レコーディング時には、特にビート選びでAK-69の独特なセンスが発揮される。彼は「1つのビートに決め込むと、リリックを書いてレコーディングした際に微妙にニュアンスがハマらないことがある」と、独自の制作スタイルについて語る。さらに、彼のリリックの中には意外にも「アンパンマン」という言葉が混じっている場面もあり、スタジオは驚きに包まれた。
メンタルの持論
また、スタジオトークの中でAK-69は「マインドが落ちることはあるか?」という質問に対し、自身のメンタル術を披露。「同じ事象でも受け取り方次第で変わる」と語り、そのポジティブシンキングは共感を呼んだ。AK-69の丁寧な言葉からは、彼の深い人間性が垣間見えた。
コラボ楽曲『JP UP』の誕生
ついにコラボ楽曲『JP UP』が完成し、#9のエピソードではその初パフォーマンスが放送された。この曲は2人の価値観や背景が融合した、世代を超えた力強いメッセージを持つものだ。視聴者からは「さすが王者の名にふさわしい」といった絶賛の声が上がり、その熱気は会場を包み込んだ。最新回では、楽曲に込めた思いについて深く語られることとなる。
まとめ
HezronとAK-69の初のコラボは、音楽とは何か、制作プロセスでの気づきや発見、そしてアートとしての進化を追い求めた結果、素晴しい作品として結実した。君もこの二人の旅と楽曲制作の過程にぜひ注目してみてほしい。新しい形の音楽が生まれる瞬間を見逃すな!
詳細は『RECTRUCK』でチェック!