2026さっぽろ雪まつりで鶴ヶ城が大雪像に
2026年の2月4日から11日までの期間、さっぽろ雪まつりが開催されます。今年の大通会場8丁目「雪のHTB広場」では、会津若松市の象徴である「鶴ヶ城」を大雪像として再現することが決定しました。鶴ヶ城は会津藩の歴史的なシンボルであり、幕末の武士たちの誇りをかけた場所でもあります。
鶴ヶ城の歴史
鶴ヶ城は、1341年に蓮沼に建てられた東黒川館がその始まりで、1593年には蒲生氏郷が東日本初の本格的な天守閣を築いて「鶴ヶ城」と名付けました。その後、1868年の戊辰戦争では新政府軍の攻撃に耐え、多くの人々にその堅牢さを印象付けました。
時が経つにつれ、天守閣は明治7年に解体されましたが、1965年に再建され、現在では唯一の赤瓦の天守閣として観光客を楽しませています。2026年は天守閣が再建されてから60年を迎える節目でもあり、この大雪像でその歴史的な価値や魅力を伝えます。
大雪像の制作技術
今回の「会津 鶴ヶ城」大雪像は、特に精緻に作り上げられる予定で、「アイスブロック工法」という手法を使用して、雪で作った細かいパーツを組み合わせていきます。この工法により、細部まで忠実に表現されることでしょう。制作は「HTB北海道テレビ」と「陸上自衛隊第18普通科連隊」が共同で行い、延べ3,800人の自衛隊員が制作に関わります。制作期間は1月5日から2月3日までの30日間です。
会津の特産品と文化
大雪像の隣には「会津の宝ブース」が設けられ、特産品や郷土料理が販売される予定です。特に福島県の会津は、全国新酒鑑評会で金賞を受賞する日本酒の本場であり、各種銘柄が自信を持って提供されます。
この機会に、会津の豊かな歴史や文化に触れながら、美味しいお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2026さっぽろ雪まつりの詳細
- - 期間: 2026年2月4日(水)〜11日(水・祝)
- - 場所: 大通会場8丁目「雪のHTB広場」
- - 大雪像サイズ: 幅21m、奥行21m、高さ15m
雪まつりにお越しいただき、感動的な体験と共に会津の魅力を感じてください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。