弁護士とマジシャンの二刀流！小野智彦さんの人生観に迫る

弁護士マジシャン小野智彦さんの二刀流人生に迫る

毎週日曜日21時30分から放送されているTBSラジオの『嶌信彦人生百景「志の人たち」』では、さまざまな志を持って生きる人々の人生観を掘り下げています。4月27日と5月4日の放送では、特別ゲストとして弁護士マジシャンの小野智彦さんが登場しました。彼のユニークな経歴と人生観について紹介します。

弁護士とマジシャンの二刀流

小野智彦さんは、法廷での厳格な仕事をこなす一方で、ステージではマジシャン「おのんのん」としても観客を楽しませています。彼は、弁護士として人の心に寄り添う側面と、マジシャンとして人々を驚かせる側面の両方を持ち合わせています。この二刀流の人生を選んだ理由は何なのか、彼自身の言葉で伺いました。

「弁護士とマジシャン、どちらも人の心理を扱う職業です。法廷では依頼者のために真実を追求し、一方ではマジックで人を楽しませ、驚かせる。それぞれ異なる形で人々の心に影響を与えることができる職業だと思います。」と小野さんは語ります。

マジックを通じて伝えたいこと

小野さんのマジックには、ただの手品以上のメッセージがあります。彼は、マジックを通じて「希望」や「夢」を抱くことの大切さを伝えたいと話してくれました。失敗や挫折がある中でも、夢を追い続けることの重要性を、この職業を通じて再確認したといいます。

「観客のキラキラした目を見た時、彼らに少しでも勇気を与えられたら嬉しいです。マジックは、見えないものを見せることで、心に残る経験を作り出します。」と、小野さんは自らの活動に対する熱い想いを語りました。

弁護士としての道のり

彼の弁護士としてのキャリアもまた、注目すべき内容が満載です。若い頃は指揮者を夢見ていた彼が、なぜ弁護士の道を選んだのか。小野さんは、「夢とは異なる道に進むことは多いですが、そこに新しい発見があることに気づいたんです。弁護士として多くの案件に関わる中で、様々な人との出会いや経験が、今の自分を形成しています。」と述べました。

弁護士生活27年目を迎えた春に、彼はこれまでの経験の中で最も印象に残った案件についても語りました。「忘れられないのは、ある依頼者の人情深い物語です。彼との接点を通じて、法律と人情が交錯する瞬間を体験しました。」と、深い感慨が滲み出る言葉でした。

未来の夢。

今後、小野さんが取り組みたいこと、また自身の夢についても伺いました。「マジック活動をさらに発展させたいという思いと、弁護士としての経験を生かした新しいフィールドにも挑戦してみたいですね」と語る姿には、未来への期待感が溢れていました。

彼の二刀流の人生は、法律という堅い世界とエンターテインメントという華やかな世界を巧みに行き来しながら、様々な人々に影響を与え続けています。今後の活躍に注目したいところです。