火の鳥プロジェクト
2025-10-01 15:16:27

小池博史が贈る「火の鳥プロジェクト集大成」東京公演が間もなく!

小池博史が贈る「HINOTORI」東京公演、いよいよ上演間近!



2025年10月11日から14日にかけて、東京都中野区の「なかのZERO 大ホール」にて、演出家・小池博史が手がける舞台『HINOTORI 火の鳥・山の神篇/海の神篇』が上演されます。本作は、株式会社サイと特定非営利活動法人ブリッジフォージアーツアンドエデュケーションの協力により実現したもので、国際的なアーティストたちが集結し、多文化の共演によって生まれた新たな「火の鳥」の物語を描き出します。

この公演は、2022年に始動した「火の鳥プロジェクト」の集大成として位置付けられています。ポーランド、マレーシア、ブラジルで制作・上演された作品をもとに、多様なアーティストによる4年にわたる国際共同制作の成果を凝縮したものです。火の鳥の伝説をテーマに、混沌の時代を生きる私たちの「未来の可能性」を舞台上で表現する意欲的な試みとなっています。

多様な音楽が織りなす舞台美



『HINOTORI』では、演劇、ダンス、音楽などが有機的に結びつき、一つの生命体のように舞台が立ち上がります。特に注目すべきは、その音楽の多層性です。ポーランド、マレーシア、ブラジル、日本といった国々から集結した実力派演奏者たちが、雅楽や南インド古典音楽、ラップ、ビリンバウなど、多彩な音色を持ち寄ります。これにより、国とジャンルを越えた音楽のモザイクが形成され、舞台空間をダイナミックに演出します。

舞台では、古典芸能と現代アートが交差し、6つの言語(日本語、英語、ポーランド語、ジャワ語、北京語、ポルトガル語)が同時に用いられています。これにより文化の垣根を超えた表現が生まれ、観客の感覚に直接訴えかける体験が提供されます。小池博史は、身体と言葉、神話と現代、死と再生という普遍的テーマを通して、国際的な共創を展開しています。

現代と未来への問い



『HINOTORI』は、人工地震や権力の暴走といった現代社会の問題を描いており、我々が直面する「もうひとつの現実」を映し出しています。AI、パンデミック、地政学リスクといったテーマは、今を生きる私たちに何度も問いを投げかけます。本作は、ライブ音楽と多様な表現を通じて、我々の「生きる意味とは何か?」という問いに挑むものです。

演出家の小池博史は、これまでに多くの作品を国際的に発表してきました。「人間」「未来」といった根源的なテーマに取り組み、アートと社会、過去と未来をつなぐ舞台を追求しています。特に彼の取り組みは、国と文化を超えることによって未来への架け橋を築くこととされています。

公演の詳細



  • - 日程:2025年10月11日(土)〜 14日(火)
  • - 会場:なかのZERO 大ホール(東京都中野区中野2丁目9番7号)
  • - チケットはカンフェティにて好評販売中。

【公演スケジュール】

10月11日(土) 18:00 山の神篇
10月12日(日) 13:00 山の神篇 / 18:00 海の神篇
10月13日(月祝) 13:00 山の神篇 / 18:00 海の神篇
10月14日(火) 14:00 海の神篇

この舞台は、単なるパフォーマンスにとどまらず、観客に深い感覚的体験を提供するものです。未来への希望とともに、私たちの「今」を考える場となることでしょう。今後の展開にもぜひご注目ください。


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