名盤『Madvillainy』解剖
2025-11-11 14:49:18

『Madvillainy』を徹底解剖した唯一の書籍が登場!ヒップホップ史に残る名盤の魅力を探る

ヒップホップの金字塔『Madvillainy』の魅力を徹底解剖



2000年代のヒップホップシーンにおいて、その革新性と独自性で多くのファンを魅了してきたアルバム『Madvillainy』。この名盤に関する日本初の研究書『マッドヴィランの嘘と真実MFドゥームとマッドリブのアンダーグラウンド・ヒップホップ伝説』が、2025年12月16日にディスクユニオンから刊行されることが決まりました。

『Madvillainy』は、MFドゥームとマッドリブという二人のヒップホップの巨星によって生み出された作品で、リリースから数年が経過した今なお、多くのリスナーに愛され続けています。今年9月には、米音楽メディアのピッチフォークが発表した〈オールタイム・ベスト・ラップ・アルバム100〉において、第10位にランクインするなど、その影響は計り知れません。

書籍の内容


今回の書籍では、伝説のアルバムの秘密に触れるため、当時を知る関係者へのインタビューや貴重な史料が多数収録されています。また、MFドゥームの複数のオルターエゴや、マッドリブの独特なビートメイキングについても深く掘り下げられています。

特に注目すべきは、この書籍でしか手に入らない特別コンテンツです。一つ目は、本書の翻訳者である吉田雅史が提供する図表5点とともに、2万字以上にわたる詳細な解説です。これにより、難解な歌詞や多様なサンプリングを使用したビートをさらに理解する手助けとなります。

二つ目は、MFドゥームとマッドリブの重要なアルバム20枚を網羅したディスクガイドです。そちらも共に収録されるため、彼らの音楽世界にますます引き込まれることでしょう。

著者と訳者について


本書を執筆したのは、アメリカの作家ウィル・ヘイグル。主に『ローリング・ストーン』や『コンプレックス』などの媒体に寄稿している彼は、ヒップホップ及び音楽文化への深い理解を示しています。

翻訳には、ヒップホップシーンで名を知られた吉田雅史が関わり、彼自身もビートメイカーやMCとしての活動を行っているため、音楽的な視点での解釈が期待できます。そして、神出鬼没の覆面翻訳家、梶本麻須久が協力していることも特筆すべきポイントです。

まとめ


『マッドヴィランの嘘と真実MFドゥームとマッドリブのアンダーグラウンド・ヒップホップ伝説』は、ヒップホップ好きをはじめ、音楽ファンにとって必携の一冊となることでしょう。2000年代ヒップホップの金字塔である『Madvillainy』の深淵をのぞく本書を手に取り、その魅力を再発見してください。


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