第4回カフェトークオンラインピアノコンクール結果発表
日本最大級のオンライン習い事サイト「カフェトーク」は2025年9月11日に、第4回カフェトークオンラインピアノコンクールの結果を発表しました。この企画は世界中のピアニストが集い、自身の腕を競う場として毎回大変注目されています。
コンクール概要
今回のコンクールは、一般部門と小学生部門という二つの部門に分かれて開催されました。一般部門では、ショパンの「ノクターン Op. 27-1」を演奏した島田知加子さんが見事1位を獲得。続いて、ベートーヴェンの「ピアノソナタ第17番『テンペスト』第3楽章」を演奏した伊藤綾さんが2位に輝きました。3位には該当者がおらず、優秀賞にはオットリーノ・レスピーギの「6つの小品 第3番 ノクターン」を演奏した小林直子さん、奨励賞にはショパンの「英雄ポロネーズ」を演奏した川南文平さんが選ばれました。
小学生部門では1位から3位までの受賞者はいませんでしたが、最優秀賞にはギロックの「フラメンコ、おばけのダンス」を演奏した三浦咲嬉さんが受賞。奨励賞には、ベートーヴェンの名曲「エリーゼのために」を演奏したまゆりさんとZeng Liang-Syuanさんが選ばれました。
受賞者の声
島田知加子さん(1位)
島田さんは受賞の喜びを次のように語っています。「今回演奏した『ノクターン Op. 27-1』は私にとって特別な曲です。愛猫を亡くした後、音楽に向き合うことが難しかったのですが、彼女のぬいぐるみに見守られながら演奏することで少しずつ前を向けるようになりました。」音楽によって悲しみを乗り越える力を感じていることが伝わってきました。
伊藤綾さん(2位)
伊藤さんは、「この度は貴重な演奏発表の機会に感謝します。練習中はペダルのタイミングに苦労しましたが、音楽を楽しむことを中心に演奏しました」と振り返ります。彼女は10歳でピアノを再開し、現在は仕事と家庭を両立させながら熱心に練習を続けているとのことです。
審査員のコメント
審査員たちも参加者の演奏を称賛しています。須藤梨奈氏は「皆様の演奏を楽しませていただきました。どの方も選曲への愛情が感じられ、素晴らしい作品が多かったです。」と述べ、成長のステップを考えることの重要性を強調しました。
田中英純氏や三重野奈緒氏もそれぞれの演奏に感動し、多くの参加者がこれからさらに成長していくことを期待するとコメントしています。
カフェトークの背景
カフェトークは2014年からオンラインのピアノレッスンを提供しており、これまでに10万回以上のレッスンが実施されています。今や国内外の多くの受講者に支持されており、次回のコンクールも非常に楽しみです。
次回、第5回カフェトークオンラインピアノコンクールは2025年11月に参加者を募集する予定です。音楽を通じて多くの人々が互いに学び合うことができる素晴らしい機会が今後も続くことでしょう。