『ビジネス教養としてのミュージカル』発売!
2025年6月18日、株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)が新刊『ビジネス教養としてのミュージカル』を発表します。本書はミュージカルに興味がある人々に向けた入門書となっており、ミュージカルの基礎からその制作の舞台裏までを詳しく紹介しています。
ミュージカルの魅力を解き明かす
本書では、まず初めにトニー賞を通じてブロードウェイミュージカルの歴史を学ぶことができます。トニー賞はミュージカル業界の最高峰とも言える賞であり、その受賞作品と歴史はミュージカルの発展を語る上で大きな要素となっています。読者は気分に合わせたミュージカルの推奨リストも手に入れることができ、自分にぴったりの作品を見つける手助けになるでしょう。
さらに、日本のミュージカルやミュージカル俳優の歴史についても触れられています。特に、劇団四季が手がける『バック・トゥ・ザ・フューチャー』については、作品の背景やその魅力が詳しく解説され、観客が作品をより楽しむための情報が満載です。
ミュージカルビジネスの裏側
本書はまた、ミュージカルビジネスの仕組みについても深く掘り下げています。いかにして作品が成功を収めるのか、その背後には多くのビジネス的要素が潜んでいることが理解できます。特に、先進的な2.5次元ミュージカルの影響や、2025年にトニー賞でノミネートされた韓国ミュージカルの事例を紹介し、ミュージカル界の新しい潮流を捉えています。
プロの視点を交えたインタビュー
本書には、俳優であり演出家でもある吉原光夫さん、また『メイビー、ハッピーエンディング』の日本版プロデューサーである小嶋麻倫子さんのインタビューも収録されています。彼らの視点を通じて、ミュージカルがどのように作られているのか、制作に関わる人々の情熱や思いを知ることができます。これらの情報は、読者に次回の観劇をもっと楽しむための材料を提供してくれるでしょう。
ビジネス教養としての意義
『ビジネス教養としてのミュージカル』は、単なるエンターテイメントの一環としてではなく、ビジネスに役立つ知識としての側面も強調しています。特にビジネスパーソンにとって、これらの知識は会話のネタにもなり、さまざまなシーンで役立つことでしょう。読み応えのある一冊でありながら、長期間にわたる効果が期待される教養書です。
書籍情報
本書の著者は演劇ライターでコラムニストの上村由紀子さん。216ページにわたり、ミュージカルの基本から楽しみ方、日本の独自の進化、そしてビジネスの仕組みについてまで、しっかりと構成されている一冊となっています。価格は1,760円(税込)、ISBNは9784800593467です。
本書を手に取って、ミュージカルの世界を深く味わってみてはいかがでしょうか。