写真家・関健作が描くエベレストの挑戦
写真家の関健作は、2024年にエベレストの登頂を果たした後、その壮絶な挑戦の日々を絵日記としてまとめた新著『マインド・エベレスト』を2025年12月20日(土)に発売します。本書は、彼がエベレストを目指すと決意した日から山頂アタックまでの約4ヶ月間、彼の心情や経験をスケッチと共に描き出しています。
なぜエベレストを目指したのか
関は、エベレストを登る理由として、未知の景色を見たいという情熱と、自身の内面を見つめ直すための挑戦があったと言います。しかし、登山に向けての道程は決して平坦ではありませんでした。資金集めに多くの時間を費やし、日々のトレーニングを続けながら、家族への思いや不安、登山の現場で直面したトラブルも乗り越えなければなりませんでした。そのような中で、彼は「マインド・エベレスト」として、自らの心の中にそびえる山をつくり上げていったのです。
精力的な活動と新たな視点
この書籍『マインド・エベレスト』では、関の個人的な体験や感情が綴られるだけでなく、彼がどのようにして登山をモチベーションとして心を整えたのかも探ります。彼は「エベレストを描き続けることで、自分自身が少しずつ見えてくる」と感じており、そのプロセスが文字や絵として具体化されています。このようなアプローチは、これまでの登山に関する本とは一線を画した仕上がりとなっています。
出版記念イベント
この書籍の発売に合わせて、12月20日(土)14:00からはモンベル渋谷店にて出版記念イベントも開催されます。関はそこで、エベレスト登頂の裏側や山中での絵を描いていた日々について、写真やスケッチを交えながらお話しします。これにより、参加者はより深くその体験や感情に触れることができるでしょう。
イベント詳細
- - 日にち: 2025年12月20日(土)
- - 時間: 14:00〜15:30(開場13:30)
- - 場所: モンベル渋谷店サロン 〒150-0042 渋谷区宇田川町11-5 モンベル渋谷ビル 5F
- - 参加費: 一般500円 (高校生以下、モンベルクラブ会員、書籍購入者は無料)
- - 定員: 80名
- - お申し込み: sekikensaku@gmail.com まで
著者プロフィール
関健作は、1983年に千葉県で生まれた写真家で、ブータンの学校で体育教師として3年間教鞭を執った後、2011年から写真家としての活動を開始しました。彼は、ヒマラヤ圏を中心に多くの撮影を行い、その実績は数々の受賞歴にも繋がっています。今作『マインド・エベレスト』はその彼の集大成とも言える作品です。
書籍情報
- - タイトル: マインド・エベレスト
- - 著者: 関健作
- - 発売日: 2025年12月20日
- - 定価: 2,500円(税込)
- - サイズ: A5変形(150×196mm)、168頁フルカラー
- - 発行: Type Slowly
- - 販売: 全国書店、Amazon等のオンライン書店で取扱い予定
本書は、エベレスト登山の背景や著者の心の葛藤を体感できる貴重な一冊です。ぜひお手に取って、その旅路を感じてみてください。