いわさきちひろの生涯を描く新しい学習まんがが登場！

いわさきちひろの魅力が詰まった新刊『学習まんが世界の伝記NEXT』

2025年12月15日（月）、集英社から新しい学習まんが『いわさきちひろ』が発売されます。この作品は、春野まことによるまんがと堀ノ内雅一によるシナリオ、そしてちひろ美術館の監修が組み合わさり、豊かなビジュアルとストーリーで、絵本画家いわさきちひろの生涯を描写しています。

いわさきちひろとは？

いわさきちひろは、主に子供向けの絵本を手掛け、柔らかな色使いとかわいらしいキャラクターで知られる日本の著名な画家です。代表作には『ゆきのひのたんじょうび』や『あめのひのおるすばん』があり、彼女の作品は今もなお多くの人々に愛されています。

本書では、ちひろの幼少期から、多くの戦争を経験し、平和の大切さを強く感じた彼女の心の変遷が描かれています。特に、彼女は満州事変から日中戦争、さらには太平洋戦争の15年間を過ごし、その影響を受けて平和を訴える決意を固めました。この決意は、9000点以上の作品に込められた彼女の願いとして語られます。

まんがの特長

この学習まんがは、非常に読みやすく小中学生でも楽しめる内容です。特に、すべてのページにふりがなが付いているため、小学校低学年の子どもたちにも親しみやすい仕組みとなっています。また、年表や解説ページも充実しており、ちひろの芸術的手法やその背景について、知識を深めることができます。

内容の紹介

本書は合計128ページのボリュームで、ハードカバー仕様です。絵本画家としてのいわさきちひろの作品を、まんがの形式で楽しく学ぶことが可。このユニークなアプローチにより、多くの子どもたちが彼女の人生や作品に触れることができるhappyな機会となるでしょう。

また、いわさきちひろの独特な白を使った色彩技法についても詳しく解説。特に、どのように彼女がその技法を使って作品に命を与えたのかがわかる部分は、まさに教育的価値が高いと言えます。