新アルバム『Rarely Do I Dream』
2025-02-21 10:35:44

ユース・ラグーンが新アルバム『Rarely Do I Dream』を発表!幻想的な音楽旅へ

ユース・ラグーン、待望のニューアルバム『Rarely Do I Dream』がリリース



アメリカ・アイダホ州を拠点に活動するアーティスト、ユース・ラグーン(Youth Lagoon)ことトレヴァー・パワーズが、新たなアルバム『Rarely Do I Dream』を発表しました。本作には、先行して公開されたシングル「Speed Freak」と「Gumshoe (Dracula From Arkansas)」が含まれ、彼の音楽の新しい側面が垣間見えます。

音楽の画面を映す新たな試み



「Speed Freak」は、パワーズの内面的な告白が色濃く表れた楽曲です。これに対し、最新シングル「Gumshoe (Dracula From Arkansas)」はウエスタン調のトレモロギターやさまざまなサウンドスケープが使用されており、家族の会話や犬の鳴き声を取り入れた独特の世界観が広がります。彼は「私の音楽を聴くと、森の中で死んだような気分にさせられると言われたことがあるが、これは正気を超えた褒め言葉だ」と述べ、音楽を通じた自己探求の重要性を語っています。

過去と未来を結ぶ音楽的シネマトグラフィー



2023年の秋、パワーズは実家の地下室で昔のホームビデオを見つけ出しました。ビデオには幼少期の思い出が収められており、それをテーマにした楽曲制作を開始。彼は「人生を要約するとしたら、そんなシーンが詰まったビデオです」と笑い、過去の思い出を音楽に生かした過程を振り返りました。

このように彼は、ホームビデオから収録したサウンドをサンプリングしながら、過去と未来を融合させた新たな音楽形態を創り出していきます。彼のアルバム『Rarely Do I Dream』は、愛と幼少期の思い出を基にした作品であり、アメリカ特有のゴシックな創造力や、童話的な純真さが色濃く反映されています。

音楽における真の自由の追求



新作は、10代の放浪者やドラッグ中毒者、古いフォークロアの影響を受けた多層的な楽曲で構成されています。彼は「“Gumshoe”は本当にその表現と合致する曲で、愛と錯乱、悪魔を追い払うためのすべてが揃った作品だ。この曲は音楽における真の自由の発見に非常に近いものかもしれない」と語り、その深いメッセージに耳を傾けさせられます。

はじまりの風景を映し出す歌声



ユース・ラグーンの音楽は、エレクトロニカの推進力と幻覚的なロックの影響を融合させており、彼の独特な歌声はいつでも作品の中心として輝いています。「人生のテープを巻き戻せば、私の魂の声が聞こえてくる」と話す彼にとって、このアルバムは懐古趣味ではないと強調します。彼は自らのアイデンティティを探求する旅を通じて、歌に命を吹き込んでいるのです。

ユース・ラグーンについて



ユース・ラグーンは、2010年から活動を開始し、幻想的でメランコリックなサウンドを生み出してきました。デビューアルバム『The Year Of Hibernation』以来、3枚のアルバムをリリースした後、本名のトレヴァー・パワーズ名義で活動していましたが、2022年にユース・ラグーンとして復帰。このたび、5作目となるニューアルバム『Rarely Do I Dream』をリリースし、2023年3月からは北米ツアーを予定しています。

アルバム詳情報


リリース情報
アーティスト:ユース・ラグーン
アルバム名:『Rarely Do I Dream』
配信リンク:こちらから
レーベル:Fat Possum

トラックリスト


1. Neighborhood Scene
2. Speed Freak
3. Football
4. Gumshoe (Dracula From Arkansas)
5. Seersucker
6. Lucy Takes a Picture
7. Perfect World
8. My Beautiful Girl
9. Canary
10. Parking Lot
11. Saturday Cowboy Matinee
12. Home Movies (1989-1993)

ミュージックビデオ



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