ファミマギャラリー展
2025-06-20 14:34:00

ファミマギャラリー、障がい者アートで地域の共感を広げる特別展示

ファミマギャラリー、障がい者アートで地域の共感を広げる特別展示



2025年6月27日から、株式会社ファミリーマートと千葉県障害者芸術文化活動支援センター「うみのもり」が共同で開催する「ファミマギャラリー」が、千葉県内のファミリーマート店舗で巡回展示を開始します。このアート展は、障がいのある方々が表現したアートを通じて、地域の共感の輪を広げることを目指しています。今回は10回目の開催を迎え、より多くの人々がアートを楽しむ場として設けられています。

展示の初回はファミリーマート松戸紙敷店で行われ、そこでは千葉県障害者芸術文化活動支援センターが主催する令和6年度展覧会の受賞作品が展示されます。特に注目されているのが、土部零士さんの『Look at me』と、えっちゃんさんの『ゆめのメリーゴーランド』です。土部さんは、自らの挑戦と周囲の支えへの感謝を込めて作品を制作し、えっちゃんさんは4年の努力を経て受賞を果たした喜びを表現しています。これらの作品を通じて、作者の想いを知り、心の温かいメッセージを寄せることができる素晴らしい機会になるでしょう。

「ファミマギャラリー」とは?


「ファミマギャラリー」は、障がいのある方々がアートを通じて社会に積極的に参加し、その感性や創造性を共有することを目的とした試みです。これまで全国各地で実施され、多くのお客様が障がいに対する理解を深めてきました。今年で10回目の開催となるこのイベントは、千葉県にとっても特別な意味を持つものとなっています。

千葉県では、昨年同様にファミマギャラリーが開催され、作品を見に来るお客様が増える中で、特に作品が倍増するなどの好評を得ました。これにより、障がいのある方々の表現活動をより身近に感じてもらえるようになりました。

観客と作者のつながりを深める新たな試み


今後のイベントでは、観客が作者に対して感想やメッセージを送ることができる活動が新たに追加されます。展示された作品のそばに掲示される二次元コードをスキャンすると、作品の感想や作者へのメッセージを簡単に送れる仕組みが提供されます。心のこもった言葉が、作品の作者にとっての大きな励みとなります。

展示の詳細


ファミマギャラリーの開催は、2025年6月27日から2026年2月28日までの間、千葉県内のファミリーマート各店舗で行われます。初回展示は松戸紙敷店で、約1か月間にわたり作品を鑑賞できる機会が設けられています。展示作品は、千葉県障害者芸術文化活動支援センターが主催する展覧会の受賞作品から13点が選定され、各店舗で順次展示される予定です。

障がい者のアートの重要性


この取り組みは、障がいのある方々がアートを通じて、自己表現を行う場であると同時に、訪れる人々が文化芸術に親しむ機会ともなります。千葉県の文化振興課の石島竹雄氏は、「ファミマギャラリー」を通じて一人でも多くの人に障がいのある方の作品を知ってもらい、その魅力を感じてもらえたらと願っています。また、障がい者の文化活動を支援する団体の存在も広がっていくことで、よりインクルーシブな社会の実現に向けて期待されます。

この機会に、地域のアーティストたちが表現した魅力的なアートを見てみませんか?ファミリーマートでの展示を通して、心温まる体験をお楽しみください。


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