石田明の新刊『答え合わせ』が新カバーでリリース
著名なお笑いコンビ、NON STYLEの一員として知られる石田明氏の著作『答え合わせ』が、ついに新しいデザインのカバーをまとって発売されます。このベストセラーは、これまでに8万部を突破し、多くのファンに支持されてきました。新カバー版は2024年10月中旬から全国の書店で順次展開される予定で、ファンやお笑い好きには見逃せない一冊となることでしょう。
新カバー版の特典情報
新カバー版の発売に伴い、特典PDFとして「M-1 2024答え合わせ」が準備されています。この特典は、2024年のM-1グランプリ決勝で審査員を務めた石田氏自らが、その日の様子や漫才の振り返りをまとめたものです。購入者には嬉しい特典として、漫才の裏側を深く理解することができる内容となっています。
漫才への鋭い視点
本書は、漫才に対する深い洞察を提供する一冊です。「漫才論」として、「漫才か漫才じゃないか」といった基本的な問いから始まり、笑いの本質を探求する内容が展開されています。その中で、石田氏は「漫才じゃない」の元祖ジャルジャルなど、数多くの具体例を通じて、漫才の本質とは何かを語り尽くします。「ベタが最強」「アホが才能」といった言説は、多くの読者にとって興味深い視点を提供してくれることでしょう。
漫才界の変遷と自身の経験
第2章では、M-1グランプリの競技化について掘り下げています。面白さや技術だけでは勝ち残れなくなった今、どのように漫才が変化してきたか、石田氏の体験をもとに語られています。昨今のM-1決勝では「二重奏」スタイルが炸裂している中、漫才シーンの進化を察知することができます。
また、石田氏の実体験も散りばめられており、苦労話や成功談が生々しく描かれています。ブラマヨ吉田とのエピソードや、解散危機を乗り越えた際の心情は、多くの漫才師やお笑いファンの共感を呼ぶことでしょう。
漫才の未来を考える
最終章では、今後の漫才やお笑いの可能性について考察しています。「見せ方が足りない」との石田氏の指摘は、現代の若手漫才師にも響くものがあります。YouTubeやサブスク全盛の時代において、舞台での漫才の意義を再考する内容もあり、未来に向けての指針となることでしょう。
売れっ子芸人たちも絶賛
本書は多くの芸人たちからも高い評価を受けています。博多華丸・大吉の博多大吉氏は、「分析本の名を借りた近代漫才の暴露本」と評し、ナイツの塙宣之氏も自身の体験を踏まえて絶賛。令和ロマンの髙比良くるま氏も、「この1冊でNSC1年分の価値がある」と太鼓判を押しています。漫才に情熱を注ぐ多くの面々からの厚い支持が集まる理由を感じさせる内容です。
著者について
石田明氏は1980年に生まれた大阪府大阪市出身のお笑い芸人で、NON STYLEの一員として活躍しています。彼は2000年にコンビを結成し、数々の受賞歴を持つ実力派。現在では、漫才界の新たな指導者としても知られ、後進の育成にも力を注いでいます。また、YouTubeチャンネルでは、お酒を交えながら漫才論について語り合うスタイルが人気を博しています。
書籍情報
本書『答え合わせ』は、2024年10月31日に発売される予定で、価格は1,100円(税込)です。漫才の新たな可能性を摘み取りたいという方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。詳しい情報は
こちらをご覧ください。