2026年9月1日、株式会社マガジンハウスから発売される特別編集ムック『もしも香りが読めたなら。』は、雑誌『BRUTUS』初の香りをテーマにした特集です。これまで「ファッション」「インテリア」「食」などジャンルを超え、多様な文化を表現してきた『BRUTUS』が、ついに嗅覚の世界に足を踏み入れることとなりました。
特集の冒頭では、「香りと言葉を考える」ことがテーマとなり、小説家や哲学者、エッセイストたちが集結。彼らは香りを言葉にすることの難しさと楽しさを語ります。新たな発見が期待されるこの章では、朝吹真理子、小説家の國分功一郎、フードエッセイストの平野紗季子、作家の関口涼子がそれぞれの視点から香りの魅力を引き出していきます。
続く章では、イソップの創業メンバーであるスザーン・サントスの手紙や、イソップのクリエイティブディレクター、Aï Katoのインタビューが掲載されます。香りと哲学的思考の融合を目指し、どのようにして香りが生まれるのか、その制作背景に迫ります。特に、今年発表される《アンフォーシーン エアー》を手がけた調香師セリーヌ・バレルの言葉にも注目です。
さらに、川上未映子や木下龍也といった著名作家が、イソップのフレグランスにインスパイアされたオリジナルの短編や詩を寄稿し、「もしも香りが読めたなら」の世界観が広がります。
この特集では、書籍ガイドとして、イソップのフレグランスをテーマにセレクトされた50冊の文学作品も紹介。詩集やエッセイ、さらには哲学書に至るまで、読者が香りに合わせて自らの感受性を高める手助けとなるでしょう。
そして、松浦弥太郎や伊藤紺による香りとともに人生を紡ぐ日記も掲載され、日常に香りを取り入れる新しいライフスタイルを提案します。
創造的な香りの旅は、尾崎世界観の言葉によっても表現され、彼がイソップストアを訪れ、自身の印象を言葉にします。ミュージシャンとしての一面を持つ尾崎は、香りに触れることで新たな発見を得て、読者と共にその体験を分かち合うことが期待されます。
発売日を皮切りに、東京国立博物館では「ザ フラグラント フェーブルズ」の発表を祝した特別イベントが開催されます。2026年9月4日から7日まで、さまざまなプログラムやトークセッションが用意されており、特別な体験が広がります。参加者は、事前予約制でスペシャルプログラムへの参加も可能。
雑誌『BRUTUS』の新しい一歩に、ぜひご期待ください。文学と香りが交差する特別な1冊の魅力に触れることができます。