楽天の読書調査
2025-04-17 14:31:11

楽天ブックスが発表した子どもの読書調査結果とは?読書週間に向けた取り組みも

楽天ブックス、読書調査の結果を発表



オンライン書店「楽天ブックス」を運営する楽天グループ株式会社が、今春の「こどもの読書週間」に向けた「子どもの読書に関する調査」を実施しました。この調査は、妊娠中や育児中のママ・パパを対象とした無料メンバーシッププログラム「楽天ママ割」の586名を対象に行われました。調査結果はさまざまな興味深いデータを提供しており、子どもたちの読書への関心や親の思いを浮き彫りにしました。

調査結果のサマリー


  • - 子どもが「本を読むことが好き」と答えた割合は約80%:この結果から、多くの子どもたちが読書に対してポジティブな意見を持っていることがわかります。
  • - 週に2~3回以上本を読む子どもが6割:読書を日常的に楽しむ子どもが多数存在し、読む習慣が根付いているといえるでしょう。
  • - 読書の方法:3歳の子どもは約80%が親による読み聞かせを受けており、一方、小学1年生になると半数以上が自分で本を読むようになります。これは、年齢による変化を示す結果として興味深いです。
  • - 人気ジャンル:「絵本」「図鑑」「童話」が子どもや親の双方で人気のジャンルとして挙げられ、教育的な要素を求める親の気持ちが垣間見えます。
  • - 読書頻度の増加希望:親の約6割が、子どもにもっと読書してほしいと感じており、その理由として「いろいろな知識を身につけてほしい」との期待が強いことが明らかになりました。

読書方法の変化



調査の中では、年齢別の読書方法も考察されています。特に3歳の子どもは、約80%が親による「読み聞かせ」を受けていますが、小学1年生になるとその割合が大きく変わり、自ら本を読む姿が増えてきます。これは、早期の基礎教育としての読み聞かせが重要であることを示しています。読書の自立を促す教育がなされていると言えるでしょう。

子どもと親の読書の好み



調査では、子どもたちがどのような本を好んで読んでいるかも明らかになりました。子どもが選ぶ人気の本は、単純に楽しむだけでなく、学びの要素を含むものが多いことが示されており、また親が望む本の選び方にも教育的側面が色濃く反映されています。これに対し、子どもが選ぶ本は約7割が「自身で選ぶ」と答えており、個々の興味が反映されることがわかります。

読書の必要性とその効果



親たちが読書の頻度を増やしたい理由についての調査結果も重要です。多くの親が「忙しさ」から読み聞かせの時間を確保できないと答えており、ライフスタイルと教育との関係に課題を感じています。読書によって期待される効果としては、「いろいろな知識を得る」「語彙力の向上」が上位にあり、親たちの教育に対する意識の高さもうかがえます。

楽天ブックスの取り組み



楽天ブックスは、今後もこのような調査結果を踏まえ、子どもの読書環境を整えるための取り組みを進めていく予定です。また、5月4日から5日には上野恩賜公園で開催される「上野の森親子ブックフェスタ2025」に初出展。このイベントでは親子で楽しむことができる「オリジナルしおり作り」体験や、特製トートバッグの配布なども行われます。子どもたちに読書を促し、その楽しさを知ってもらう良い機会となることでしょう。

「こどもの読書週間」は、子どもたちに本を読む楽しさを伝えるための大切なイベントです。これからも育まれる読書文化の中で、親子共に素敵な読書体験を持ってほしいと願います。


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