小泉清を知る特集
2025-11-27 11:02:48

島根県立美術館で小泉清の魅力に迫る特集展示を開催

島根県立美術館で「小泉 清」特集展示開催のご案内



島根県立美術館では、特集展示「小泉 清―小泉八雲とセツの三男として生まれて」を開催しています。この展示は、彼の人生や作品を通じて、その才能と彼を取り巻く歴史を深く知ることができる貴重な機会となっています。展示室1では、23点の当館コレクションに加え、特別に借用した4点の作品も登場します。

小泉清の生い立ち


小泉 清(1899~1962)は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻で松江出身のセツの三男として誕生しました。彼は類稀なる色彩感覚を持つ画家として、多くの人々を魅了し続けています。この特集展示では、小泉清の個性を引き出す作品を多彩に取り上げ、彼の芸術への探求心を感じさせる内容になっています。

展示内容と見どころ


今回の展示では、油彩画だけでなく、水彩画やガラス絵、ろうけつ染めといった幅広い技法を用いた小泉清の作品が揃っています。代表作の一つ、1949-54年制作の《海》など、彼の作品がいかに多面性を持っているかを実感することができるでしょう。

さらに、彼の少年時代の習作や制作に使った道具なども展示されており、観覧者は彼の芸術的な成長と人生の一端を垣間見ることが可能です。そして、特に注目すべきは、展示の中に新収蔵作品《風景(櫻)》の初お披露目が含まれている点です。これにより、小泉清の新しい側面も発見できます。

家族の絆も紹介


小泉清の作品だけでなく、父小泉八雲や母セツ、妻シヅとの親密な関係についても触れた展示が組まれています。小泉清がどのように家族の影響を受け、どのように展開していったのかを知ることで、彼の作品への理解がより深まることでしょう。この親子の絆は、彼の作品にも多大な影響を与えたと言われています。

開催概要


この特集展示は、2023年10月1日(水)から2024年4月13日(月)まで実施されます。火曜日と年末年始(12月28日から1月1日)を除いた日にはいつでも訪れることができます。入館料は一般300円、大学生200円、小中高生は無料です。ただし、2024年4月1日以降は料金が改定される予定です。

美術館の開館時間は、10月から2月までは10:00から18:30までとなっており、展示室への入場は18:00までに行う必要があります。3月から9月までは10:00から日没後30分まで入館可能です。

この特集展示は、小泉清に興味のある方はもちろん、彼の家族や芸術に関心のある方にとっても大変入りやすい内容となっています。是非とも、この機会に島根県立美術館を訪れ、その独特な世界観に触れてみてはいかがでしょうか。


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