銀座SEIKO HOUSEが震災復興を願う青い鐘を展示へ

銀座四丁目のSEIKO HOUSEでの特別イベント

セイコーグループ株式会社が、銀座四丁目のSEIKO HOUSEにて特別なディスプレイを展開します。このイベントは、3月3日から3月12日の期間に開催され、東日本大震災の復興をテーマにしています。具体的には、震災後に花を咲かせ、被災者を支えてきた準絶滅危惧植物「ミズアオイ」をモチーフにした青色のディスプレイが行われます。

復興応援コンサートの告知と青色の鐘

特に注目すべきは、3月12日の「“わ”で奏でる東日本応援コンサート2025 in 東京」が50回目の開催を迎えることです。この記念日に合わせて、50個の青色の鐘のオブジェがSEIKO HOUSEのショーウインドウに飾られます。青色の鐘は、ミズアオイの青を表現したものであり、復興の象徴となることでしょう。また、ショーウインドウでは、これまでのコンサートの活動や思い出を振り返る動画も上映され、震災後の14年間に通算49回開催されたコンサートの概要を知ることができます。

震災の記憶を忘れないために

さらに、毎年東日本大震災の日である3月11日14時46分に、SEIKO HOUSEの時計塔から「未来への希望の鐘」が鳴らされる特別な瞬間があります。この鐘は、震災を風化させないためのセイコーの取り組みの一環であり、11回の黙祷を経た後、希望の音色が響き渡ります。このイベントは、震災の教訓を次世代に伝える重要な機会となっています。

コンサートの詳細

「“わ”で奏でる東日本応援コンサート2025 in 東京」は、笑顔をテーマにしたコンサートで、3月12日（水）18時30分よりNHKホールにて開催されます。このコンサートでは多くのアーティストが参加し、被災地の復興を音楽を通じて支援します。残念ながら、チケットは完売となっていますが、イベントの中継や関連情報は公式サイトで確認できます。