ボカロ楽曲が漫画化！『テレキャスタービーボーイ』第1巻が登場

ボカロ名曲の青春を描く『テレキャスタービーボーイ 1』が発売

2025年2月27日、株式会社KADOKAWAから新たなコミックス『テレキャスタービーボーイ 1』が登場します。本作は、昨年刊行された小説版に続いて、ボカロP・すりぃのヒット楽曲を原作とした作品です。漫画は「下心ぽよ」が手掛け、今話題の「コミックジーン」で連載中の人気作がついに一冊にまとまります。

物語の舞台とキャラクター

この作品は、軽音部に所属する高校2年生の風間楓月が主人公。彼は自身の趣味や価値観に悩みながらも、「ハジマリノハナシ」というバンドのライブをきっかけに、新たな出会いとともに成長していきます。物語は、彼が誰かを理解し、理解される過程を描いており、青春ならではのもどかしさや心の葛藤が丁寧に表現されています。

登場人物の紹介

- 風間楓月（かざまかづき）：軽音部でギターを担当し、可愛いものが好き。しかし周りの目を気にして「好き」に正直になれずにいる。
- 羽鳥麗華（はとりれいか）：楓月のクラスメイトであり、同じく軽音部でベースボーカルを担当。
- 花山飛鳥（はなやまあすか）：保育系の専門学生で、高校時代は軽音部で楓月の姉・真波の後輩だった。ギターボーカルと作曲を担当。
- 風間真波（かざままなみ）：楓月の姉で、軽音部でドラムを担当していたが、現在は保育士として働いている。
- 渡辺友梨（わたなべゆり）：楓月のクラスメイトで、バスケ部に所属している。

青春の真っただ中へ

『テレキャスタービーボーイ』は、ただの青春漫画ではなく、多くの読者が感じる「自分を受け入れることの難しさ」や「誰かとのつながりの大切さ」を描いています。新たな友情や恋愛感情が芽生える中で、風間楓月は少しずつ自分自身を見つめ直し、成長していく様子がリアルに描かれているのです。特に、軽音部という舞台設定が物語に活気を与え、音楽が青春のエッセンスとして機能しています。

特典情報とPV

本作の発売にあたり、アニメイトでの複製ミニ色紙や、メロンブックス・フロマージュブックスにて描き下ろしイラストカードが特典として提供されます。ただし、数に限りがあるため、興味のある方は早めの購入をお勧めします。また、公式YouTubeチャンネルでは本コミックのPVも公開されており、作品への期待感が高まっています。