ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが環境への取り組みを推進！バイオディーゼル燃料で煌めくイルミネーション

環境に優しいイルミネーションが登場！

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）は、「LOVE HAS NO LIMIT」というCSRスローガンを掲げて、環境問題に取り組む新たな試みを発表しました。来る2025年11月18日、同パーク内の「グリーン・ストリート」で、廃食油から制作された100%のバイオディーゼル燃料を利用したイルミネーションが始まります。このプロジェクトは、夏期の猛暑を和らげつつ、子どもたちの笑顔あふれる未来を創造することを目指しています。

廃食油を再利用した循環型プロジェクト

USJでは、パーク内のレストランで使用されたポテトの揚げ油などの廃食油が、厳選されたプロセスを経てバイオディーゼル燃料として生まれ変わります。具体的には、28のレストランで発生した廃食油のうち、約80%が精製され、軽油と混じることなく使用されることが決定しています。これによって、環境負荷の軽減とエネルギーの効率的な利用が推進され、循環型社会に貢献する一歩としての意義が増していくのです。

夜空を彩るイルミネーションイベント

「グリーン・ストリート・イルミネーション」は、冬季の「ユニバーサル・クリスマス・ジョイ」とともに開催され、夜間のイルミネーションとして通年実施される予定です。このイベントは、ゲストにとっても特別な体験になります。2024年には、ライド・アトラクション「ジョーズ」のボートエンジン燃料として5%混合軽油が導入されましたが、今回はパークとして初めて100%のバイオディーゼル燃料が使用されます。

循環型社会推進プロジェクトの核心

この取り組みは、USJが掲げる「循環型社会推進プロジェクト」の一環として実施されます。このプロジェクトは、環境問題への対策として、限りある資源を有効活用し、環境負荷を減少させることを目的としています。廃棄物の管理や再利用を考慮し、さまざまなアプローチを通じて、循環型社会を実現するための活動が進められています。他にも、生ゴミを液肥とする取り組みや、工事シートを利用したアップサイクルバッグの作成など、多岐にわたる戦略が展開されています。

未来に向けた愛の活動

USJはまた、「LOVE HAS NO LIMIT」というスローガンのもと、地域貢献やインクルージョン、環境保護に取り組むさまざまなアクティビティを行っています。このスローガンは、愛とエンターテイメントの力を通じて、子どもたちの未来を明るいものにすることを目指すものです。これらの活動はパーク内だけでなく、地域社会にも広がり、持続可能な未来に向けた一歩として期待されています。

最後に

USJの新たな取り組みは、単なるエンターテイメントにとどまらず、社会全体へのポジティブな影響を与えることが期待されています。イルミネーションイベントは、廃食油を利用した持続可能なプロジェクトの象徴として、訪れる人々に心温まる瞬間を提供することでしょう。これからも、暗闇の中で光を放ち、子どもたちの笑顔を育む「グリーン・ストリート」にご期待ください。