脇阪克二の物語
2025-04-11 11:39:25

脇阪克二の物語:35年間40000枚の絵はがきとデザイン愛

デザイナー脇阪克二の感動的な物語



現役デザイナーとして、世界の舞台で活躍を続ける脇阪克二さん。彼の80年の人生には、感動的なエピソードが詰まっています。このたび、そんな彼の生き方や作品をまとめた物語作品集『脇阪克二のアイデア箱つくりながら日々暮らす』が発売されます。

中身はどのような内容か


本書は、脇阪さんのインタビューや取材を基に編集されており、彼の生涯にわたるデザインの歴史や、日々の暮らしの中で見つけたアイデアが紹介されています。特に印象的なのは、彼が毎日欠かさず自宅の妻宛に絵はがきを描き続けている点。これまでに送った絵はがきの数はなんと15,000枚にも達します。その粘り強さと愛情が、感動を呼び起こします。

フィンランドへの冒険


脇阪さんは、57年前に日本を離れ、フィンランドへ旅立ちました。何も持たず、ただ5枚の絵を携えてマリメッコの扉を叩いた彼の行動力は驚くべきものです。そこで彼は日本人初のマリメッコデザイナーとして、北欧デザインを学びました。1960年代のデザイン運動にインスパイアされ、ニューヨークでの刺激的な毎日を経て、故郷の京都に戻った彼は、より深いデザイン観を持つことになりました。

絵はがきの中の哲学


彼が送る絵はがきには、ただの絵だけでなく、彼の思いや哲学が詰まっています。「いいくり返しのなかで、いいくり返しをおこなっているとリズムが生まれて、人生は心地のいいものになる」と語る脇阪さん。日常を大切にし、「わくわく」する心を忘れずに生きる姿勢が、彼の作品にも色濃く表れています。

陶芸作品と日常の創造力


脇阪さんは、デザインだけでなく陶芸にも手を広げており、シャツや冷蔵庫など、身近なものをテーマにした作品も数多く収録されています。彼の手から生まれる作品は、シンプルながらもデザインへの愛情が感じられるものばかり。

読者へのメッセージ


この本を手に取ることで、多くの人が脇阪克二というデザイナーの魅力を再発見することでしょう。彼の言葉や作品は、ただのデザインの枠を超え、人生に彩を与えてくれるものです。本書は2015年4月11日に発売される予定で、デザイン愛好者はもちろん、心に響く物語が好きな人にもおすすめしたい一冊です。

書誌情報


  • - 書名:『脇阪克二のアイデア箱つくりながら日々暮らす』
  • - 著者:脇阪克二
  • - 価格:2,750円(税込)
  • - 発売日:2025年4月11日
  • - ISBNコード:978-4-7780-3889-2
  • - 仕様:A5判・上製・192頁
  • - 発行:小学館クリエイティブ、発売:小学館

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