LINEとナンバーナイン提携
2025-01-16 07:29:28

LINE Digital Frontier、ナンバーナインとの提携で国産webtoon市場を盛り上げる狙い

2024年12月、LINE Digital Frontierとナンバーナインが提携



LINE Digital Frontier株式会社(本社:東京都品川区、社長:髙橋将峰)は、デジタルコミックエージェンシーの株式会社ナンバーナイン(同じく東京都品川区、社長:小林琢磨)との間で、2024年12月23日付で資本業務提携契約を結びました。この提携により、両社の持つ強みを活かし、日本のwebtoonの市場をさらなる高みへと引き上げることを目指します。

日本のwebtoon市場の成長



近年、日本のwebtoon市場は急成長を遂げており、2022年時点で電子コミック市場の約10%、約500億円と推定されています。この市場には、アニメ化や映画化が決まった作品、月間売上1億円を超えるヒット作、さらには国際的なランキングでも高評価を得ている作品も存在しています。このような背景もあり、webtoon市場への注目がますます高まっています。

ナンバーナインの取り組み



ナンバーナインは2016年に設立され、「漫画で待ち遠しい未来(あした)をつくる。」というユニークなミッションを掲げています。彼らは「漫画をつくる」「漫画を届ける」「漫画を広げる」という3つの分野で漫画の価値を最大化することに努めています。特に、デジタル配信サービス「ナンバーナイン」を通じて漫画家のサポートを行い、「夢の実現を支える」とともに、数々の連載作品をヒットさせています。2024年の年間ランキングでも、第5位に『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』、第9位に『俺だけ最強超越者~全世界のチート師匠に認められた~』を送り出しました。

提携による未来への展望



この資本業務提携により、ナンバーナインは国産webtoon作品の制作で培った実績を活かし、LINE Digital Frontierが持つ電子コミックサービス「LINEマンガ」や「ebookjapan」のプラットフォームを通じて、多くのユーザーに作品を届けることが期待されています。また、両社は国産webtoon作品の継続的な成長を目指すと同時に、グローバル展開を加速させ、人気IP化を狙っていく方針です。

LINE Digital Frontierの事業



LINE Digital Frontierは、スマートフォンやタブレット向けに使いやすい電子コミックサービス「LINEマンガ」を運営しています。さらに、国内最大級の電子書籍販売プラットフォーム「ebookjapan」や紙書籍のオンライン販売「bookfan」の事業も展開しています。「マンガの未来を創る」という理念のもと、ユーザー、クリエイター、そしてパートナー企業に最高の価値を提供していくことを使命としています。

まとめ



今後、LINE Digital Frontierとナンバーナインの提携により、日本のwebtoon市場は新たなステージへと進むことが期待されます。両社の強力なコラボレーションが、漫画というエンターテインメントの新たな潮流を生み出すきっかけになればと期待されています。


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