灯台を舞台にした物語
2025-09-05 13:02:48

「わたしの人生の物語、つづく。」塩屋埼灯台編がYouTube公開!地域の魅力を発信

「わたしの人生の物語、つづく。」塩屋埼灯台編がYouTube公開!



地域振興を目的にした新たな試みとして、塩屋埼灯台を舞台とした演劇「劇団ごきげんよう『わたしの人生の物語、つづく。』塩屋埼灯台編」が、2025年9月5日よりYouTubeで公開されました。この作品は、演劇と地域活性化を見事に融合させたもので、観光客や地元の人々に灯台の新たな魅力を伝える目的があります。

演劇の背景



このプロジェクトは、塩屋埼灯台活性化プロジェクト実行委員会が実施しており、演劇の制作にあたっては「海と日本プロジェクト」の助成を受けています。このプロジェクトは、灯台を中心に地域の海の歴史や文化を掘り起こし、異分野とのコラボレーションを通じて新たな海洋体験を生み出すことを目的としています。

演劇の内容



「劇団ごきげんよう」は、全国各地を訪れ、地域の人々から人生の物語を受け取るというユニークなスタイルの劇団です。この演劇は、塩屋埼灯台を舞台に、灯台という存在が持つストーリーや地域の人々の思いを描いています。

2025年7月13日には豊間中央集会所にて初演が行われ、その後のダイジェスト映像の公開は多くの視聴者から注目を集めました。演劇には、灯台守としての生活を支えた人々の物語や、その思いを受け継ぐ現代の人々の情熱が反映されています。

公開されたダイジェスト映像は約33分で、インタビューを交えながら公演のハイライトを振り返ります。視聴者は、登場人物の情熱や地域のストーリーに触れ、灯台への新たな理解を深めることができるでしょう。

YouTubeでダイジェスト映像を楽しむ

地元の反響



出演者やスタッフの感想も、地域に対する新たな見方を示しています。あかり役を演じた佐藤楓夏さんは、演劇を通じて初めて訪れた塩屋埼灯台の魅力に触れ、この経験が自分にとって非常に価値のあるものであったと語っています。また、脚本を書いた須藤来渚さんは、作品を通じて灯台の新たな表情を観客に届けたいという思いを強く抱いていたようです。

地元住民からも感想が寄せられ、40代男性は新たな魅力を発見し、70代女性は演劇を通じた燈台の表情に感動したと語っています。これらの声からは、演劇が地域の魅力を再認識させる重要な役割を果たしていることが伺えます。

塩屋埼灯台の歴史



塩屋埼灯台は1899年に完成し、その後も多くの歴史を刻んでいます。初代灯台は地震によって被災し、1940年に現在の二代目灯台が建てられました。灯台は地域のシンボルとして深く根付いており、映画や歌にも描かれるなど、文化的にも重要な存在です。

参加方法



このプロジェクトでは、今後もさまざまな活動が続けられ、塩屋埼灯台の魅力を広めるためのイベントや展示が予定されています。興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックし、活動に参加してみてください。灯台を訪れた際には、今回の公演にも触れながら、地域の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

今後も灯台を通じて地域と人々の物語が広がっていくことを期待しています。


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