東野圭吾作品人気投票で『容疑者Xの献身』が見事1位に！

東野圭吾作品人気ランキングでの喜びの瞬間

作家生活40周年を迎えた東野圭吾氏。彼の代表作の一つである『容疑者Xの献身』が、先日発表された「東野圭吾104冊１億部全国民投票」において、1位に輝きました。この投票は、株式会社文藝春秋が行い、その結果は『東野圭吾公式ガイド作家生活40周年ver．』として発刊されました。

読者によって選ばれた最高の一冊

東野圭吾氏は1985年に『放課後』でデビューし、以来多くの推理小説を発表してきました。彼の作品は映像化されることも多く、数々の賞を受賞しています。2023年に国内の累計発行部数が1億部を突破し、作家としての地位を確固たるものとしています。

今年行われた「東野圭吾104冊１億部全国民投票」では、読者投票により1600万部を超えたガリレオシリーズから『容疑者Xの献身』が選ばれました。この作品は実は、15年前の全作品投票でも1位を獲得しており、まさに2度目の栄光を受けたことになります。

『容疑者Xの献身』の魅力とは

この作品は、ガリレオシリーズの第3作として2005年に出版され、長篇小説の形を取っています。さまざまな賞を受賞し、特に第6回本格ミステリ大賞や第134回直木三十五賞を獲得。また、エドガー賞にもノミネートされ、その実力は広く認められています。

さらに、年末発表の『本格ミステリ・ベスト10』や『このミステリーがすごい！』、さらには『週刊文春』ミステリベスト10でも1位となり、多くの読者に愛されています。東野圭吾自体も「正統派ミステリーとしては僕の最高傑作」と自身の作品を自信を持って語っています。

この作品は後に映画化され、堤真一が演じる石神のキャラクターは多くの映画賞にノミネートされるほどの人気を博しました。