新たな恋愛小説の幕開け『金色に輝く帝国で』登場！

魅力的な新作恋愛小説『金色に輝く帝国で』が登場

2025年6月11日、オトナ女子向けの恋愛小説レーベル・DIANA文庫から新作『金色に輝く帝国で～冷徹な皇太子はその寵愛で隣国の男装王女の頑な心を溶かす～』が発売される。この作品は、著者の桜旗とうかによるもので、イラストは甲斐千鶴が手掛けている。電子書籍として、Kindleやコミックシーモアなどの各ストアで配信が予定されている。

物語の背景

この物語は、後継者問題に悩むフィール王国を舞台に展開される。フィール王国は長年の平和を誇っていたものの、王位継承者が不在という危機的な状況にある。このままでは、軍事的に強大な隣国シェルクレス帝国に攻め込まれる危険が高まる。

女性が王位を継ぐことができない国では、主人公である男装の王女グラディスが困難な立場に立たされる。彼女は、自らの運命に抗いながら男装して「王子妃」として政略結婚を実現しようと決意する。しかし、王国の政は穏健派と強硬派に分かれ、内部が不安定化する中で彼女の思いはどんどん困難さを増していく。

運命の出会い

物語の転機は、グラディスの従者フォルツからの一声に始まる。フォルツが、隣国の皇太子エルレーシュとの政略結婚を提案する。だが、ちょうどその頃、フィール王国でクーデターが勃発。彼女は国を離れ、エルレーシュとの遭遇へと向かうことになる。

不法に国境を越えた先で、待ち構えていたのはなんと、シェルクレス帝国の冷徹な皇太子エルレーシュその人だった。彼との初対面は、緊張感と共に、運命を感じさせる瞬間の連続となる。エルレーシュの厳しい表情の向こうには、何が隠されているのだろうか。

物語の見どころ

「金色に輝く帝国で」は、愛と友情、そしてそれぞれの思いや葛藤が複雑に絡み合った群像劇となっている。エルレーシュの冷徹さと、グラディスの頑なな心が次第に交流し、どのように変化していくのかが見どころ。彼女たちの人生を変える出会いの数々は、読者の心を掴むだろう。

また、桜旗とうかによる魅力的なストーリー展開と、甲斐千鶴の美しいイラストが、一層物語の世界を引き立てる。これは、現代の恋愛小説の新しい風となることを期待させる作品だ。