NYタイムズベストセラーがついに日本上陸!
2025年6月18日、株式会社大和書房から著者エイミーブルームの感動的なノンフィクション小説『In Love認知症で安楽死を望む夫とスイスで最後の五日間』が発売されます。この記事では、その内容や背景、著者の魅力などをお伝えします。
本書の内容
本書は、エイミーブルームが自身の生き別れた愛する夫、ブライアンとの最後の五日間を描いたメモワールです。ブライアンはアルツハイマー型認知症を患い、自らの死に方を自分で決めたいと願うようになります。その希望をかなえるために、エイミーはスイスへ向かうことに。その苦悩と愛、そして喪失が描かれたこの作品は、多くの読者の心に深く響くことでしょう。
エイミーは、60代ながらも強い意志を持って愛する人のために行動を起こす姿勢がとても印象的です。彼女の言葉は、愛がもたらす力と、それを取巻く厳しい現実について考えさせられるものです。「このことを書き残してくれ」と夫が言ったその一言が、彼女を動かしたのでしょう。それに対してエイミーは、夫とのかけがえのない過去、共に過ごした時間を振り返りながら、重い選択を迫られます。
推薦の声
この本に寄せられた推薦文も注目です。作家の西加奈子氏は、「愛する人の生と死から、最期まで目を逸らさなかった著者の姿は、強靭なものではなく、ただシンプルに『愛した』のだと思う」と述べ、その内容が多くの人に共感を呼ぶことを示唆しています。本書は、NYタイムズベストセラーにも名を連ね、ラスボーンズ・フォリオ賞にもノミネートされています。
著者について
エイミー・ブルームは、1953年にニューヨークで生まれ、心理療法士としても活動している作家です。彼女は数多くの短編小説やエッセイを手がけており、特に『銀の水』や『リリアン』などの作品が広く知られています。彼女の作品には、深い人間理解と心の真理をつかむ力があり、多くの読者に愛されています。
訳者である神崎朗子氏も著名な翻訳家で、数多くの作品を手がけており、本書の訳でもその力が発揮されています。
書籍概要
- - 書名: In Love認知症で安楽死を望む夫とスイスで最後の五日間
- - 著者: エイミーブルーム
- - 訳者: 神崎朗子
- - 発売日: 2025年6月18日
- - 判型: 四六判
- - 頁数: 304ページ
- - 定価: 2,420円(税込)
- - 発行元: 株式会社大和書房
このように、本書『In Love』は、愛と喪失、そして人生の意味を考察する素晴らしい作品です。多くの人に読まれ、感動を与えることでしょう。ぜひ発売日を楽しみにお待ちください。