親子の会話を育む
2025-07-24 15:05:25

新たな幼児教育のカタチ!ストーリー型シールブックが登場

デジタル時代の新しい挑戦



現代の子育て環境では、デジタルデバイスの使用が日常化していますが、特に乳幼児における過度なスクリーンタイムが問題視されています。この背景には、家事や外出中に子どもを静かにさせるために、スマートフォンやタブレットを利用する親が増えているという現実があります。それに対処するため、ログイン株式会社は「デジタルデトックス対応ストーリー型シールブック」を開発しました。この商品は、親子の対話を促進し、子どもの健全な成長をサポートする新しい教育ツールとして注目されています。このシールブックは、2025年8月8日より全国のイトーヨーカドーで販売が開始されますが、店によっては取り扱いがない場合もあるため、その点に注意が必要です。

開発のきっかけ



この商品は、お茶の水女子大学の宮里暁美特任教授の監修のもとに開発されました。特に、乳幼児期のスクリーンタイムによる発達への影響が多くの専門家によって取り上げられている中で、ログイン株式会社は独自の解決策を模索していました。会社の代表である野木志郎氏が、昨今のデジタルデバイスに依存する子育ての実情を目の当たりにし、本格的な教育ツールの開発を決意したのです。

シールブックの新しいコンセプト



このシールブックの際立った特徴は、ただのシールを貼る作業ではなく、親と子が一緒にストーリーを創り上げる体験に重きを置いていることです。一般のシールブックがシールを正しく貼ることを目的としているのに対し、ログインのシールブックは「なぜそこに貼ったのか?」という対話が生まれることを狙っています。この対話を通じて、子どもたちは承認されたり、自分の世界観を表現したりする機会を得られるのです。こうしたプロセスを通じて、親子のコミュニケーションが深まり、子どもの自己表現力が豊かになります。かつては「貼り終わったら終了」となっていた遊び方が、シールの追加購入をすることで、永続的な楽しみへと変わります。

重要な承認体験



宮里教授も「シールを貼る喜びはそこに理由があります。子どもが選んだ場所を認めてあげることで、彼らは自分に自信を持ち、自己表現が可能になります」と話しています。このような承認体験が、子どもたちにとってどれほど大切かを理解することで、親はより良いコミュニケーションを築くことができるでしょう。

デジタルとの共存



ログイン株式会社は、デジタル業界を敵視するのではなく、むしろ仲介者としての役割を果たす考え方を持っています。ただ、重要なのは使い方とそのバランスです。アナログとデジタルの特性をうまく融合させ、子どもたちの育成に最適な環境を整えていくことが彼らの目指すところです。

商品詳細



この新しいシールブックは、3歳から5歳を対象としており、必ず大人の付き添いのもとで遊ぶことが推奨されています。基本のシールブックは16ページに加え、2ページのシールがついて300円(税抜)で販売され、さらにテーマに沿った追加シールも200円(税抜)で購入可能です。親子の対話を通じて、教育的かつ楽しい時間を提供するこの商品は、今後の幼児教育の新たなスタンダードとなるかもしれません。


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