フォレストデジタル、2.1億円調達し新たな体験を提供へ
北海道に本社を置くフォレストデジタル株式会社が、イマーシブ・ライブビューイング「URALAA」の事業拡大に向けて総額2.1億円の資金調達を完了しました。主導したのはXTech Venturesで、投資先には北洋銀行や札幌イノベーションファンド、みずほキャピタルが名を連ねています。この資金調達は、今後の事業展開、コンテンツ連携強化、プロダクト開発、そして組織体制の強化に活用される予定です。
新しい観戦スタイルの台頭
最近、米国を中心に「体験経済」への関心が高まり、没入型のエンターテインメント施設が急成長しています。たとえば、ラスベガスのSphereでは、U2による17回の公演で約160億円を売上げるなど、古典的なスポーツ観戦の枠を超えた新しい楽しみ方が確立されています。この流れを受けて、フォレストデジタルも日本においてイマーシブ・ライブビューイングの市場創出を目指します。
日本初となる花火大会の開催や、大阪・関西万博でのサッカー試合をイマーシブ技術で体験できる機会を提供することで、観客はまるでその場にいるかのような感動を味わえるでしょう。過去には、DAZNと共同で行った花火大会のイベントで、「スタジアムにいるみたい」との声が多く寄せられました。
投資家の期待と支援
投資家のコメントも非常にポジティブです。XTech Venturesの高野峻氏は、辻木CEOとの対話を経て、同社の実行力と挑戦心に期待を寄せていると述べました。「リアルな体験の価値が高まる中で、フォレストデジタルはその最前線にいる」との見解を示しています。
また、北洋銀行の堀直紀氏も、地域金融機関としてスタートアップの支援を続けており、フォレストデジタルのトレンドをリードする存在になることを期待しています。さらには、みずほキャピタルの高瀬弘一氏も、この新しいエンターテインメントのスタイルには大きな可能性があると確信しています。
URALAAが目指す未来
「URALAA」は、観客が新たな体験を得られるプラットフォームとして、スポーツ観戦や音楽ライブ、そしてアニメやゲームのIPを一体的に体験することを目的としています。特に、映像、音響、空間演出を融合した没入空間で提供されることにより、これまでにない高揚感を実現します。
代表取締役CEOの辻木勇二氏は、創業以来掲げてきた「テクノロジーは私たちを幸せにしているのか?」という問いをもとに、フォレストデジタルの哲学を基に新しい体験の創出に取り組んでいます。
事業の背景と展望
同社は、2025年に向けて、スポーツ、音楽、アニメ、ゲーム等の多彩なコンテンツを生かし、日本国内でのイマーシブな観戦体験を普及させる計画です。「仲間と感動を共有する時間」をより特別なものにするために、技術と創造性を結集し、何度でもその空間に浸ることができるように育てていく意気込みです。
かつてない体験を提供すべく、フォレストデジタルは今後ますますの成長を目指しています。この新たな取り組みがどのように展開されていくのか、目が離せません。