デザイン・印刷・紙の魅力が詰まった一冊
新たに水鈴社からリリースされる『デザインのひきだし57』は、デザイン、印刷、加工についての専門知識を余すことなく集約した一冊です。この雑誌は、2006年から続くシリーズであり、これまで常に学生やデザイナー、業界関係者にとって貴重な情報源であり続けました。
本書の特徴
『デザインのひきだし』は、単に知識を提供するだけでなく、具体的な実作業や発注に役立つ実践的な情報を掲載しています。特に紙や印刷の実物サンプルが豊富であることが、本書の大きな魅力です。今回の第57号では、「紙の選び方がもっともっとうまくなる!」というテーマに基づき、紙選びのプロフェッショナルによるインタビューや、参考になる作品が多く紹介されます。
今号の特集内容
特に注目されるのは、表紙のデザインです。水鈴社からの新たなスタートを機に、表紙には奉書紙と呼ばれる機械抄き和紙に金色の加工を施し、加えて微細なエンボス加工を施しました。これにより、視覚的にも手触り的にも特別な体験を提供しています。さらに、白色と特色赤を組み合わせた印刷が施されたビジュアルは、熨斗紙をイメージさせ、祝いの雰囲気を醸し出しています。
デザイナーの声
名久井直子さんという著名なブックデザイナーからもコメントをいただいており、新たなリスタートを心から祝福しています。彼女は自身がこの誌面に関わってきたことからも、今後の展開に強い期待感を寄せています。
材料の多様性と専門知識
「紙の選び方がもっともっとうまくなるための基礎知識」と題されたセクションには、紙に関する基本的な知識を7つのカテゴリに分けて詳述しています。また、編集部が厳選したおすすめの紙についても9つのカテゴリで紹介しており、様々な用途に応じた最適な紙の選び方を提案しています。
実物サンプルの充実
本号には、特集で紹介した紙から157種類のサンプルを収載した「超特大・紙見本帳」も付属しています。この他にも、ヤレ紙を原料にしたパルプモールドボックスや、印刷用紙の全銘柄を網羅した最新の紙厚比較早見表など、実際の業務で役立つ情報が満載です。これらのサンプルは、デザインや印刷、加工を学ぶ皆さんにとって、実践を通じて深い理解を得られる素晴らしい教材となるでしょう。
編集長からのメッセージ
編集長の津田淳子さんは、長年の支援への感謝とともに、今後も新たな形での刊行を続ける意欲を強調しています。彼女は、これからもデザイン、印刷、紙の世界の魅力を多くの人に伝えていく決意を表明しました。
今後のイベント
この新刊に関連して、津田が登壇するイベントも予定されています。2026年7月には「ペーパーサミットジャパン」、また8月には「ミッドナイトジュンクラブ」が開催され、紙の魅力を皆で語り合う場が設けられます。さまざまな紙の楽しさを体験できる貴重なチャンスです。
書籍情報
- - 刊行日: 2026年6月15日
- - 定価: 3,850円
- - 体裁: B5並製、実物サンプル付
- - 頁数: 160ページ
- - isbn: 978-4-910576-08-4
新たに生まれた『デザインのひきだし57』は、デザインや印刷、加工を学ぶための最高のガイドブックです。ぜひ手に取って、ご体験ください。