長谷川清司が指導
2026-08-10 12:40:13

プロドラマー長谷川清司が母校で若きドラマーたちに熱い指導

福井県坂井市丸岡町出身の著名なプロドラマー、長谷川清司さん(73)が母校である丸岡中学校を訪れ、後輩たちに向けた特別なドラムクリニックを開催しました。彼の鮮やかなスティックさばきを披露しながら、打楽器の生徒たちに演奏指導を行いました。

このクリニックは、「吹奏楽のためのドラム・クリニックプロ直伝感じる演奏講座」と題し、夏休みを利用して開催されました。坂井市教育委員会と丸岡中学校が協力して企画し、丸岡中学校の吹奏楽部48名と坂井中学校の打楽器担当3名が参加。長谷川さんは、母校での指導が今年で3年ぶりであり、彼自身のドラムセットを音楽室に持ち込みました。

まず初めに、長谷川さんは打楽器担当の生徒たちを集め、基礎練習から始めました。小太鼓の叩き方やスティックの持ち方といった基本的なテクニックを指導し、特に「ドラムの高さは適切に調整し、スティックが打面に対して水平になるように意識することが大切」と伝えました。 「力を入れすぎずに自然に叩くことで、音が良くなる」といったアドバイスもあり、生徒たちはこの言葉をしっかりと受け止めていました。

波のような響きの出し方や、プレスロールのテクニックについても丁寧に説明しました。「布をイメージした時、絹のように美しい音を出すことを意識して」など、生徒たちが具体的にイメージしやすいように言葉を選びました。その成果もあり、実技を交えながらの指導は非常に温かく、リラックスした雰囲気の中で進行しました。

その後、坂井中の打楽器担当生徒たちも加わり、さらに練習は活発化しました。「ドラムは演奏をリードする役割があります、それを忘れずに」といった言葉で彼らを鼓舞し、合奏へと移行しました。

長谷川さんは、吹奏楽部全員との合奏でもドラムを力強く響かせました。クラリネットやトランペット、ホルンなど多彩な楽器が集まる中で「学園天国」や「マツケンサンバ」など、みんなでエネルギッシュに演奏したそうです。彼は演奏中にも、他の楽器が良いメロディを奏でている時にはそのバランスを考慮し、打楽器の音量を調整するようアドバイスしたりしました。

このセッションを通じて、長谷川さんは学生たちに「特にドラムは吹奏楽の中で全体の曲調を引っ張る重要な役割がある」と伝えました。指導を受けた3年生の大杉あさひさんは「圧倒されるほどのプロの演奏でした。私たちの練習とは全然違い、ドラムの響きがこんなにも大きく、ハッキリと聞こえるとは思ってもみなかった。本当に良い経験でした」と、その感動を語ってくれました。

長谷川さんも「短い時間だったが楽しかった。譜面通りに叩くことが重要だと思いがちだが、もっと自由に自分たちが気持ちよく演奏できるテンポで大丈夫。特にドラムが全体を引っ張ることを理解してもらえたら嬉しいです」と、嬉しそうに語っていました。

長谷川清司さんは、プロとして53年のキャリアを持ち、数多くの著名アーティストのバック演奏を務めてきました。古里丸岡町での影響力ある音楽活動は、後輩たちにとって大きな刺激となりました。彼の指導が今後も多くのドラマーを育てていくことでしょう。


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