和食の魅力を詰め込んだ『野﨑洋光の常備菜で楽しむ和のお弁当』発売

和食の魅力を詰め込んだ一冊

2025年9月11日、世界文化社から新たに発売される『野﨑洋光の常備菜で楽しむ和のお弁当』は、料理人歴50年の経験を持つ野﨑洋光による、家庭でも簡単に楽しめる和のお弁当をテーマにした料理本です。この本では、和食の本質と魅力を最大限に活かし、日常の食卓を華やかにするためのアイデアが満載です。

和食はシンプルで奥深い

「和食意外とシンプル！今日からあなたの得意料理に！」というキャッチフレーズのもと、SNSでは10万人以上のフォロワーを持つ野﨑洋光さん。この本を通じて、読者は簡単だけれど本格的なお弁当作りを学ぶことができます。内容は日持ちする常備菜を中心に構成されており、365日の365日和のおかずをマスターするための一冊となっています。

おむすび：和のお弁当の基本

和のお弁当にはごはんが欠かせません。特におむすびは、その代表的な存在です。本書では、5％の塩水を使った手水でこしらえるおむすびの作り方や、具材の中に入れるスタイル、海苔の使用方法など、さまざまなスタイルを紹介しています。また、いなり寿司や太巻き、季節の炊き込みごはんなど、基本のごはんレシピも豊富に取り揃えられており、家庭の台所における「おいしい」をお手伝いします。

和の常備菜は一生もの

本書に登場する常備菜は、切り干し大根やきんぴら、牛肉のしぐれ煮など、誰もが知っている定番から、アレンジ自由なポテトサラダ、高野豆腐の牛乳煮、甘酢漬けなど、そのバリエーションは多彩です。これらの常備菜をストックすることで、日々のお弁当や夕食が簡単に時短で完成します。冷蔵庫に1品あるだけで、毎日の食卓が豊かになるでしょう。

野﨑流の簡単な下ごしらえ

野﨑さんの料理哲学が色濃く反映されている本書では、いわゆるだしを用いずに豆乳や煮干しから旨味を引き出す方法や、肉を湯通しして調理するテクニックが紹介されています。これにより、味が決まりやすく、肉が硬くなる心配もありません。魚の漬け焼きや肉じゃが、筑前煮など、料理のレシピも割合ベースで覚えることができるので、お料理初心者でも安心して挑戦できます。

野﨑洋光について

著者の野﨑洋光さんは1953年に福島県で生まれ、以降のキャリアを東京グランドホテルや八芳園での勤務を経て、ふぐ料理店「とく山」や割烹「分とく山」の総料理長を歴任してきました。彼の料理は素材を生かすことに定評があり、多くのメディアでも取り上げられています。2023年には独立して新たな挑戦を行っており、『愛蔵版野﨑洋光和のおかず決定版』や『野﨑洋光和食、これでよかったんだ！』などの著書も多数公開しています。