国立劇場おきなわ10月自主公演で琉球舞踊と組踊を楽しもう！

国立劇場おきなわ10月自主公演の魅力

国立劇場おきなわでは、2023年10月に自主公演が開催されます。第一部では美しい琉球舞踊、第二部では伝統的な組踊「西南敵討」が上演される予定です。これは沖縄文化の豊かさを体感できる貴重な機会です。

組踊「西南敵討」の見どころ

「西南敵討」は、名護市の宮里で保存されている独特な作品です。ストーリーは、突然の襲撃で親を失った若き二人の按司と旧家臣たちが復讐を果たすという、感情深い展開が特徴です。この悲しみから生まれる強い決意と、何かを守るための戦いが織りなすドラマは、観客を引き込むことでしょう。

美しい衣装や、見ごたえのある舞台セットも期待できるため、アートとしての面でも楽しめること間違いありません。また、座席は一般3,700円、友の会の方は2,960円、大学生や3歳以上高校生以下もお得な料金で観覧できます。これで、家族連れや友人同士でも気軽に楽しめる公演となっています。

普及公演のラインナップ

10月30日と31日には、沖縄芝居観賞教室としての普及公演が行われます。この公演では、喜歌劇「馬山川」や舞踊「仲里節」、喜劇「高等数学」といった多彩なプログラムが予定されており、沖縄の伝統芸能にふれる絶好のチャンスです。その後、沖縄芝居「怪猫伝化け猫～山田祝女殿内～」が金城真次の演出で上演され、観る人々に新たな視点を提供します。

ただし、この普及公演は学校団体の観賞が組まれているため、一般販売される日程は11月1日から。多くの方に参加していただくため、初めて観賞する方でも楽しみやすい作品を選定しています。