光文社ドクチョー総研が新たに誕生
光文社が2025年10月1日、創業80周年を記念して新しいマーケティング機関「光文社ドクチョー総研」を設立します。この新しい機関は、読者の声を大切にし、これまでに蓄積してきたデータとインサイトを企業のマーケティングに役立てることを目指しています。
これまで光文社は、『女性自身』『JJ』『CLASSY.』『VERY』『STORY』『美ST』など、多くの女性誌を通じて、読者調査「ドクチョー」に取り組んできました。この「ドクチョー」は、読者の声や実生活に基づく情報を反映したコンテンツ制作の基盤となっています。
読者の声をデータで可視化
光文社ドクチョー総研では、編集者が長年にわたって培った定性的な知見に、アンケートなどから得られる定量的なデータを組み合わせることで、新しいタイプのデータソリューションを提供することが可能になります。「顔が見えるデータ」という新たな概念を用いることで、企業は消費者の実態に即したマーケティング戦略を構築できます。これにより、企業は市場のニーズやトレンドをより敏感に把握し、適切なプロモーションを行うことができるでしょう。
【光文社ドクチョー総研の所長、原さやか氏のコメント】
「私自身、『JJ』の学生ライターからキャリアがスタートし、これまでに1000人以上の女性に対し、定性的な読者調査を実施してきました。その中から見えてきたのは、世の中の女性の真のニーズです。それを活かすために、この新しい機関を設立しました。定量データの収集を強化することで、さらに多様性に富んだ提案が可能になると確信しています。」
光文社の今後の展望
光文社は1945年に創業し、2025年に80年を迎えるにあたり、この新たな取り組みを通じて、企業と読者の間に立つ重要な架け橋となることを目指しています。雑誌の編集部門に加え、デジタル領域にも力を入れた内容を展開していく予定です。これにより、従来の枠組みを超えた多様な商品やサービスの開発が期待されます。新機関の活動については、公式サイトにて随時情報を更新していきます。
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光文社ドクチョー総研に関するサービスや事例については、公式サイトをご覧ください。
光文社ドクチョー総研公式サイト
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光文社は、紙媒体だけでなくデジタルやSNSを通じても、多岐にわたる女性向けのメディアを展開しており、今後の活躍に期待が寄せられています。