ABEMAで楽しむ10月限定の韓国ドラマ『哲仁王后』と『コネクション』の魅力

ABEMAで楽しむ韓国ドラマ特集

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、10月限定で全話無料の韓国ドラマ『哲仁王后~俺がクイーン!?~』と『コネクション』が配信されています。この企画に合わせて、古家正亨さんによるスペシャルインタビューが実施され、彼が感じる各作品の魅力について詳しく語られました。

『哲仁王后～俺がクイーン!?～』の魅力

まず最初に取り上げられたのは、時代劇の枠を超えたユニークなコメディドラマ『哲仁王后～俺がクイーン!?～』です。この作品のスタートとなる設定は、チャラ男がタイムスリップし、王妃の体に入ってしまうという大胆なもの。古家さんは、そんな設定を聞いたとき、「このアイデアは本当に成立するのか」と一瞬不安を感じたそうですが、作品を見てみるとその心配は無用だったと語ります。

「テンポも素晴らしく、自然に展開していた。脚本家に心から拍手を送りたい」と彼は感想を述べています。『哲仁王后』はただのラブコメディにとどまらず、ブロマンスや友情を描き出す要素も含まれ、多角的な楽しみが味わえる作品だと感じられています。古家さんは、時代劇初心者でもすっと入りやすい、いわば“入り口”としての役割を果たすと強調しました。

キャラクター分析

キャラクターの描写について、古家さんは王様チョルジョンについて深く考察しています。彼は一見穏やかに見えるものの、実は国を立て直したいという強い信念の持ち主。対照的に王妃ソヨンは周囲から誤解される立場であり、二人の接点が描かれながら物語が進みます。二人の反発と徐々に惹かれ合う様子は、視聴者に感情移入を促す重要な要素です。

「結末には賛否があるかもしれませんが、私はこの作品にふさわしい終わりだと思います」と古家さんは語り、最後まで楽しませてくれた作品への感謝の気持ちを表しています。

演出と演技

演出や役者の演技についても高く評価されています。特に、シン・ヘソンさんの演技は印象的で、男性の心を持つ女性を見事に演じきっています。彼女の演技力が際立つこの作品は、観る者を引き込んで離さないとのこと。時代劇として一般的に難解だと思われがちな要素を、親しみやすさを持って描いている点が魅力の一つとされています。

迫力のサスペンス『コネクション』

次に紹介されたのは、緊迫感あふれるサスペンスドラマ『コネクション』。この作品は、麻薬専門の刑事が意図しない形で麻薬中毒者にされてしまうという衝撃的な展開から始まります。

古家さんは、この作品における人間関係の複雑さに注目し、単なるサスペンスではなく“人間関係の闇”を描いた深い群像劇であると感じています。チソンさんの演技は特に光っており、彼が演じる刑事役には記憶を失った麻薬中毒者という難しい役どころがあります。彼の「目の演技」は大変印象的で、視聴者にリアリティを与えています。

古家さん自身、チソンさんとは過去に何度も交流があり、韓国で再会した逸話も披露してくれました。その場面はファンにとって特別な思い出となっているようです。

「コネクション」のタイトルの意味についても触れています。“コネクション”は人と人とのつながりを示す言葉で、今作では様々な形のつながりが描かれています。この作品の奥深さが、視聴者の興味を引く重要な要素となっていることが理解できます。