声優陣が集結!NTT西日本が音声AI事業「VOICENCE」を強化
NTT西日本株式会社は、声優や俳優などの実演家の声の権利を保護し、音声の価値を高めるための音声AI事業「VOICENCE(ヴォイセンス)」に新たに5名の声優とアナウンサーを追加すると発表しました。今回、金田朋子さん、南央美さんら人気声優が参画し、さらにAS企業やコンテンツ制作における音声活用の可能性が広がります。
音声AI市場の拡大と現状
NTT西日本が音声AI事業「VOICENCE」を開始したのは2025年10月。この2年間で音声AI市場は大きな変化を遂げており、スタートアップ企業や大手企業の新規参入が相次ぎました。しかし、権利処理や利用ルールの標準化は依然として進行中で、模索が続いています。今、音声や会話そのものが知的財産として大切にされる時代、つまり「音声IP」の黎明期を迎えています。在り方や権利の保護を考える必要が生じているのです。
NTT西日本は、音声AI市場における信頼性の確立と健全な発展を目指し、VOICENCEを通じて音声IPの適正活用と権利保護に注力しています。「声の真正性」を証明するために独自のブロックチェーン技術を使用し、IPホルダーの権利を守りながら安心かつ安全な音声の利用が実現されるのです。
新たに参加する声優・アナウンサー
これまで「VOICENCE」には別所哲也さんや花江夏樹さん、春日望さん、バーチャルYouTuberのKizunaAIさんが参加しており、数多くの広告やコンテンツ制作において音声を活用しています。今回の新たな参画者には仲村宗悟さん、内田彩さん、野嶋紗己子さんなどが名を連ね、ナレーションからキャラクターボイスまで多岐にわたる音声ニーズに応える体制が整いました。
南央美さんは、「変化の多い今の時期に参加できたことを嬉しく思っています。演者とリスナーの両方が楽しめる表現が広がることを願っています」とコメントしています。この言葉には、参加者の期待と声への情熱が込められています。
VOICENCEの将来展望
「VOICENCE」は、今後も同一のIPに対して複数の音声バリエーションを展開し、幅広い表現ニーズに応える方針です。また、企業やブランドにとって最適な声のマッチングを提供し、安心して音声を活用できる環境を整備します。これにより、業界全体のさらなる発展を目指します。
これらの取り組みを通じ、NTT西日本は音声AI市場の持続的な成長に貢献し、音声の権利保護と健全な活用の両立を図っていく所存です。さまざまな表現や新たな音声活用の展開に期待が寄せられています。
VOICENCEについて
「VOICENCE」とは、NTT西日本が2025年10月27日に立ち上げたAI音声事業です。少しの音声から本人の特有の声を再現し、その声色を多言語で出力する技術を用いてコンテンツ制作を行います。ブロックチェーン技術による「トラスト技術」により、公認AIの声である証明書データを提供し、声の権利をしっかりと守ります。
今後も「VOICENCE」が音声業界に新たな風を吹き込み、その活用の幅が広がることに注目が集まります。