「彩の国埼玉りそな銀行第56回埼玉文学賞授賞式」開催情報と受賞作品の紹介

彩の国埼玉りそな銀行第56回埼玉文学賞授賞式開催

埼玉県さいたま市にある株式会社埼玉新聞社が主催する「彩の国埼玉りそな銀行第56回埼玉文学賞」の授賞式が、近づく11月17日（月）の午前11時から行われる。この文学賞は、小説や詩、俳句、短歌の4つの部門に分かれ、多くの優れた作品が集まる注目度の高いコンテストである。

授賞式の詳細

授賞式は、埼玉県大宮区に位置する清水園で開催される。式典は11時から12時まで進行し、その後の12時から13時までは懇親パーティーが行われる予定だ。

受賞者の発表

昨年の受賞者は以下の通りだ。

- 小説部門：日高博さん
- 詩部門：野澤舞花さん
- 俳句部門：浅野都さん
- 短歌部門：小野愛加さん、築根喜美江さん

なお短歌部門に関しては、正賞に該当者がいなかったため、準賞として2名が選ばれた。

埼玉文学賞の概要

埼玉文学賞は、1969年に創設されてから今日まで多くの作家志望者にとっての登竜門として機能してきた。毎年、県内外から応募があり、特に埼玉にゆかりのある作品が求められる。県在住者、在勤者、在学者にとっては題材が自由であり、県外からの応募者に際しては埼玉に関連するテーマが求められている。

各部門ごとの賞金については、特に小説部門が100万円、詩、短歌、俳句の各部門には30万円が設けられている。このように、高額な賞金が用意されていることも、埼玉文学賞が多くの作家志望者に選ばれる理由の一つである。

審査員の紹介

各部門の審査は、実力派の審査員によって行われる。小説部門では須賀しのぶ氏、新津きよみ氏、三田完氏が審査員を務め、詩部門には秋山公哉氏、木坂涼氏、田中美千代氏、短歌部門には沖ななも氏、田中愛子氏、内藤明氏、俳句部門には鎌倉佐弓氏、佐怒賀直美氏、山﨑十生氏がそれぞれ参加している。彼らの評価と批評が、高いレベルの作品を見出す助けとなるだろう。