『成瀬は天下を取りにいく』文庫化
2025-06-05 18:33:59

本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』文庫化決定!特別仕様付き

大注目の文庫本がついに登場!



2024年の本屋大賞を受賞した宮島未奈さんのデビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が、2025年6月25日に新潮文庫から文庫化されることが決まりました。この文庫版には、初版限定の特別仕様が用意されており、こだわりのスピン(紐しおり)が大注目を集めています。

特別仕様のスピン(紐しおり)



通常の文庫本では落ち着いたこげ茶色のスピンが多い中、本作には琵琶湖の美しい青をイメージした特別な青色のスピンが採用されています。このデザインは、本書のテーマや主人公のエネルギー感を表現しており、読者の心を掴むアイテムとなっています。初版限定ということで、手に入れたい方は早めの購入をお勧めします。

物語の魅力に迫る



『成瀬は天下を取りにいく』は、若者の背伸びや変わりたいという思いを描いた青春小説です。主人公の中学二年生、成瀬あかりは、幼馴染の島崎みゆきに「この夏を西武に捧げよう」と宣言するところから物語は始まります。彼女は大津市の西武大津店が閉店することを受け、閉店ギリギリまで通い、地元のローカル番組の中継に映ることを夢見ます。

さらに、成瀬はお笑いコンビ「ゼゼカラ」に挑戦し、M-1に参加する決意を表明。高校の入学式では坊主頭で登場し、自らの人生を二百歳まで生きることを目標に定めます。そんな彼女のコミカルで情熱的な姿に、多くの読者は共感し、魅了されること間違いありません。この作品は、ただの青春物語を超え、成長し続ける姿を鮮やかに描いています。

著者・宮島未奈の歩み



著者の宮島未奈さんは、1983年に静岡県富士市で生まれ、京都大学文学部を卒業後、多くの受賞歴を持つ実力派作家です。彼女の代表作である『ありがとう西武大津店』は、2021年に「女による女のためのR-18文学賞」でトリプル受賞を果たし、その後も『成瀬は天下を取りにいく』で静岡書店大賞や坪田譲治文学賞、本屋大賞など幅広い賞を受けて話題に。個性的な作品と奥深い視点で、今後も注目を浴びる作家です。

書籍情報



『成瀬は天下を取りにいく』の文庫版は693円(税込)で、ISBNは978-4-10-106141-2です。詳細情報は新潮社の公式サイトを確認してください。特別仕様のスピン(紐しおり)付きの初版をぜひお手元に置いて、成瀬あかりと共に青春の冒険を楽しんでください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 宮島未奈 本屋大賞 成瀬は天下を取りにいく

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。