シリーズ77万部越え！山形明美が贈る「どこ？」小世界展開催

「どこ？」シリーズ77万部の人気が生んだ小世界展

「どこ？」シリーズは、77万部を超える売上を誇る続刊の絵本で、子どもたちに愛され続けています。このたび、そんな人気シリーズの展覧会が開催されることが決定しました。展覧会では、造形作家の山形明美氏が手がけたジオラマや小物が展示され、ぜひその魅力を体験してみてほしいと思います。

さがしもの絵本の魅力

この絵本は「さがしもの」をテーマにしており、にんじんやはりねずみ、かぎなどがどこに隠れているのかを見つけ出す楽しさが盛り込まれています。この遊び心が、子どもたちを夢中にさせ、親子で楽しむ時間を提供しています。

ジオラマを作成する工程は、山形明美さんの手によるもので、1つのジオラマを完成させるためには約2か月もの時間がかかると言います。彼女は約20年以上もの間、ジオラマを作り続け、シリーズ作品は11冊にまで増えました。この間に作られたジオラマの数は149個にも達するのです。

展覧会の詳細

2025年の3月21日から24日までの4日間、シリーズ既刊の絵本と最新作「どこ？おうちのなかでさがしもの」の中から、実際に使用されたジオラマや小物が展示される貴重な機会となります。会場では、ジオラマを実際に見たり、さがしもの遊びを体験したりしながら、山形明美さんのクリエイティブな世界観を存分に楽しむことができます。

ここでしか体験できない exciting な時間

展覧会では、動物たちの晩餐会をテーマにしたジオラマも展示されます。遠近感を強調するために精巧に造られたジオラマは、絵本の中の物語を飛び出して、現実の空間で再現されています。動物たちが織りなす美しいシーンは、まるで静かな会話が聞こえてくるようです。また、参加者は自ら小物を手に取り、実際にさがしものを見つける楽しさを体験できます。