自称ウチュージン・らっきょの奮闘を描く
2025年2月20日、株式会社Gakkenから育児コミックエッセイの新刊『ウチュージンといっしょ』【連載版】6巻が電子書籍として配信される。育児応援サイト「こそだてまっぷ」で人気を誇るこの作品は、これまでの内容を加筆・再編集し、好きな時に楽しめるようになった。
らっきょの特徴とは?
本作の主人公であり、自称“ウチュージン”のらっきょは、5人家族の中で暮らす小学生。彼の独特な感性やユーモアは、まさに宇宙規模。幼少期からどこか変わった一面を示していた彼は、ある日、自らがウチュージンであることを宣言。夜中に絶叫したり、本を逆さに読むなど、周囲を驚かせてきた彼の日常は、まさに星のように未知な魅力で溢れている。
特別支援学級に通いながらも、通常学級で学んでいるらっきょの姿は、育児をする親たちの共感を呼び起こす。彼の努力と挑戦には、道を切り開く勇気が感じられ、ママパパたちの心にも寄り添う要素が満載だ。
苦手とは言えない、80点満点のガッツ
今回の6巻では、らっきょが国語や算数に苦戦する様子が描かれ、教育に関するリアルな姿が丁寧に表現されている。しかし、彼のガッツと宇宙的な発想力には100点満点を与えたい。特に14話では、彼のユニークな視点から見る学びの楽しさが伝わり、多様性が持つ力を感じさせる内容となっている。
著者、高田真弓の魅力
この作品を手がけるのは高田真弓。イラストレーターでありながら、子どもが大嫌いだった彼女が、まさかの一人目を出産し、その愛らしさに心を射抜かれ、さらに二人を産むことに。その驚きと戸惑いが彼女の作品に生き生きと描かれており、家庭のあるあるをリアルに表現します。片付けや洗濯物が苦手な彼女の日常は、多くの共感を呼ぶ要素に満ちている。
今回の電子書籍について
『ウチュージンといっしょ』【連載版】6巻は、全27ページで、オールカラー。価格は385円(税込)。Kindleや楽天Koboなど各プラットフォームでの購入が可能だ。この巻を通じて、らっきょの魅力が再確認でき、育児や教育に対する理解が深まること間違いなし。
まとめ
育児コミックエッセイ『ウチュージンといっしょ』の最新巻は、宇宙的な発想の持ち主・らっきょの視点を通じて、多様性や育児の難しさ、楽しさを描いています。この作品を手に取ることで、私たちもまた、らっきょのように自由に、自分自身の個性を大切にしながら育てていくことができるのではないだろうか。ぜひ、手に取ってみてほしい。