日本三大奇書『ドグラ・マグラ』が再び舞台化!
オルタナ系演劇部PSYCHOSISは、2021年に好評のうちに初演された夢野久作の傑作『ドグラ・マグラ』を、旗揚げ5周年を記念して再演します。公演は東京都世田谷区の下北沢「劇」小劇場で行われ、2025年12月10日から12月14日までの5日間に渡って上演されます。チケットは10月13日午前10時から、カンフェティで販売がスタートします。
新たな挑戦と期待の声
PSYCHOSISはその独自のスタイルで、数々の注目を集めてきた劇団です。特に初演時には全公演が完売し、追加公演も瞬時に売り切れるという異例の成功を収めました。今回の再演でも、ファンの期待が高まっています。これまで『津山三十人殺し』や『群論序説 ALICE IN WONDERLAND』など、実験的な作品を上演してきた彼らが、再び『ドグラ・マグラ』の世界をどのように表現するのか、多くの人々が注目しています。
舞台情報とキャスト
再演では初演からのキャストが多く参加し、特に「青年」と「呉一郎」の役を演じる國崎馨と曽田明宏が公演ごとに交互に登場します。このような配役は観客に新たな視点を提供することが期待されています。また、重要なキャラクターである若林博士は柳十兵衛、正木博士は小林由尚が演じるなど、豪華なキャストが揃いました。主演の新人女優、高橋琴音さんも初めての舞台出演ながら、その期待が寄せられています。
音楽とビジュアルデザイン
音楽は前回に引き続きEURO(SPEED-iD)とJ・A・シーザーが手掛けます。彼らの作品は国内外で影響を与えるゴシック・ロックシーンでの経験が活かされ、多くの楽曲が劇中に用いられる予定です。また、フライヤーのイラストは漫画家の上野顕太郎が担当しており、演出家の森永理科とのコラボレーションは3度目を迎えます。昨年も受賞歴のあるデザインで、観客の目を引くこと請け合いです。
限定チケットと学割の導入
特に注目なのが、人気のLIMITED TICKETの販売です。このチケットには優先入場整理番号が含まれ、ノベルティのTシャツが付属します。完全受注生産で、11月13日までの受付が必要です。また、学生向けのチケットも新たに取り入れられ、高校生や大学生にも舞台を楽しむ機会が提供されます。
PSYCHOSISの新たな境地
PSYCHOSISは「See the Darkness, to know the Darkness」をテーマに、文学とアングラを融合させながら、挑発的な舞台を届けています。演出は森永理科。彼女は演劇ユニットを創設し、独自のビジュアルスタイルとアートを融合することに成功しています。2025年には日本劇団協議会の新進劇団育成公演にも選ばれ、さらなる成長が期待されます。
まとめ
再演の『ドグラ・マグラ』は日本の演劇シーンに新たな光をもたらすことでしょう。予測不能な展開と深いテーマが織り込まれたこの作品が、どのように観客を魅了するのか。興味をお持ちの方は、ぜひチケットを是非手に入れてください。再演の詳細については公式サイトをチェックしてください。
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公演概要
- - 公演名: PSYCHOSIS File:008 幻魔怪奇劇『DGURA MAGRA-ドグラ・マグラ-RE/再演』
- - 期間: 2025年12月10日(水)~12月14日(日)
- - 会場: 「劇」小劇場(東京都世田谷区)
- - チケット販売開始: 2023年10月13日(月)午前10時
- - チケット販売サイト: カンフェティ【整理券番号付き】
- - 特典付きLIMITED TICKET: 7900円
- - 一般前売りチケット: 4800円
- - 学生チケット: 2800円(要学生証)