稲垣潤一とSURF Musicのコラボで生まれた新たなクリスマスキャロル

新たなクリスマスキャロルの誕生

近年、音楽シーンで高まるデジタル化の波の中、SURF Musicと稲垣潤一がタッグを組み、「クリスマスキャロルの頃には」リミックスコンテストを開催しました。これにより、作品へ新たな息吹が吹き込まれ、優秀賞トラックが本日配信リリースされました。本記事では、その注目度の高いコンペティションとリミックス作品について深堀りしていきます。

SURF Musicとは？

SURF Musicは「Bringing Power Back to Music Creators（音楽のチカラをクリエイターに）」をテーマに、音楽クリエイターとレーベルを繋ぐデジタルマーケットプレイスです。世界中から集まった約4万人のユーザーが活用し、未発表楽曲を共有し新たな才能を見つけ出す場となっています。ジャンルを超えたプロジェクトを促進することで、クリエイターの収益化もサポートしています。

リミックスコンテストの魅力

2024年に開かれたこのリミックスコンペティションでは、多くのクリエイターから高評価を得た作品が集まりました。その中でも、メキシコをベースに活動するプロデューサー、Rocco Veles（ロコ・ヴェレス）が手掛けたリミックスが優勝を果たしました。審査員からは多くの傑作が寄せられ、一つに絞るのが難しい状況だったことが伺えます。

Defnelsonによる新たな音楽体験

優秀賞に選ばれた『クリスマスキャロルの頃には Defnelson remix feat. Junichi Inagaki, Bryan Chase, 2KEY』は、アメリカ出身の音楽プロデューサーDefnelsonによって製作されました。彼は原曲の旋律を美しく保ちながら、最新のクラブサウンドを取り入れました。さらに、韓国の注目ラッパー2KEYとBryan Chaseが、日本語と韓国語を織り交ぜたラップを披露し、日米韓の融合を見事に表現しています。

稲垣潤一のコメント

稲垣潤一は、このリミックスが新たなクリスマスの定番曲に進化したことに満足感を示しました。彼は、「心地いいグルーブとフローが作り出すビート感は、時代に合ったサウンドでアップデートされました」と語り、Defnelsonの才能に感謝の言葉を述べています。彼の音楽が世代を超えて愛され続けている理由が、この新しい試みで再確認できるでしょう。

最先端のデジタルプラットフォームでの展開

SURF Musicは、他にもさまざまなコンテストを開催中です。特に注目されるのは、Nujabesが設立したレーベル「tribe」との連携によるサンプリングコンテストや、音楽ユニット・globeのヒット曲「Love again」のリミックスコンテストなど、多様なジャンルからクリエイターが参加する機会を提供しています。