AI校正サービスShodoが小説向け機能を新たに追加！執筆のストレスを軽減

AI校正サービスShodoが小説校正機能を正式リリース

2025年2月6日、株式会社ゼンプロダクツが提供するAI校正サービス「Shodo（ショドー）」に、小説向けの校正機能が加わり、正式にリリースされました。この新機能は、特にWeb小説の執筆者に向けて作成されたもので、文章校正の手間を大幅に削減し、執筆に集中できる時間を提供します。

Shodoの新機能とは？

Shodoは、ブラウザーやWord、Google Docsを利用して校正を行えるWebサービスです。これまでのAI校正機能に加え、新たに小説特有の表記ルールにも対応しました。具体的には、感嘆符や特殊記号の扱い、ルビや傍点の表記許容など、小説執筆の際に必要な細かな修正が可能になっています。

小説特有の校正が実現

新たに追加された小説校正機能では、次のような対応が行われます：

- 「！」の後ろに全角スペースを加える
- 二つの感嘆符「！！」を半角に変更
- 「…」や「―」を偶数回に調整
- Web小説特有のルビ表記や傍点を許容
- セリフ形式の文を特別扱い

これにより、執筆者は文章の体裁を整える手間を大幅に減らし、創作活動に専念することができるのです。

校正ルールの設定が簡単に

Shodoの小説向け校正機能は、設定を行うことで利用可能です。執筆者は、感嘆符の数やルールの細かいカスタマイズができるので、自分のスタイルに合わせた校正が行えます。さらに、公式に新たに作成された個人アカウントでは、デフォルトで「小説」というプロジェクトが作成され、無料で機能を試すことができます。

ただし、ルール設定や変更のためには有料プランが必要です。

Wordとの連携でスムーズな執筆

ShodoはWordアドインの利用にも対応しており、Word上での執筆にも対応しています。アドインのインストール後、「小説」プロジェクトを選択することで、書いた文章をShodoのAI校正機能で見直すことが可能です。月額1,000円（税込）の有料プランに加入すれば、より多くの機能を享受できます。

AIによる安心の校正

Shodoは、文章校正に特化したAI機能を持つため、作者の意図を尊重した修正を行います。また、生成AIの機能を完全にオフにすることもでき、懐疑的な方や生成AIを使うことが禁止されている場合でも安心して利用できる点が評価されています。

株式会社ゼンプロダクツについて

株式会社ゼンプロダクツは、アート性を大切にし、誰もが自身のクリエイティブな能力を発揮できる環境を提供することを目指しています。彼らは、日常業務の煩わしさを軽減し、利用者がアーティストとしてのポテンシャルを引き出せるようなITソリューションを展開しています。Shodoは、まさにその思想を具現化したサービスとも言えるでしょう。

このような新機能を通じて、より多くのクリエイターが自らの表現を高め、楽しみながら執筆できることを期待しています。