MANGA総研が発表した2025年マンガIP市場調査報告書
先日、一般社団法人MANGA総合研究所(MANGA総研)が2025年以降のマンガIP市場に関する調査報告書を発表しました。この報告書では、日本のマンガIPがいかに多様なメディアで展開され、また国際的にも成長を遂げているのかを数値データをもとに分析しています。
トピック:マンガIPの多彩な展開
マンガIPは、単なる漫画本だけでなく、ゲーム、グッズ、そしてライブエンターテイメントなど、幅広い分野に展開されています。これにより、関連の市場規模は年々拡大し続けています。
2025年版の新たな章
新たに設けられた第Ⅳ章「米仏漫画市場調査」では、アメリカとフランスにおける日本の漫画の位置付けを明確にしています。この国々は、日本漫画の重要な市場を形成しており、紙のコミックと電子コミックの両面からその規模を試算しました。
グローバル市場の成長
2023年のデータによると、日本のマンガIPのグローバル市場規模は約4兆円に達し、前年比で9.7%の成長を見せています。特に海外市場では44%を占め、その中でも配信や映画を中心とした映像市場が前年比20%という高成長を果たしています。
一方で、ゲーム市場は新作不足の影響で前年比15.6%の減少という厳しい状況です。このようなデータは、特定のジャンルに依存するリスクも浮き彫りにしました。
個別IPの成果
調査報告書では、人気マンガ『鬼滅の刃』『推しの子』『BLEACH』『文豪ストレイドックス』の市場規模分析も行われています。それぞれのタイトルごとに、販売単価と数量を掛け合わせて市場規模を算出し、さらに権利元の決算資料なども参照して詳細なデータを取得しました。
IPパワーランキング
また、マンガ・アニメIPの認知度や収益力など、様々な要素から評価した「IPパワーランキング」も発表されています。これによりトップ20のマンガがどのように収益を上げているのかを明らかにしています。
米仏市場の現状
特に注目されるのが米仏両国の市場調査結果です。この調査では約2000億円超の市場規模が確認され、日本漫画は紙コミック、電子コミックともに高い需要を誇っていることが分かりました。このデータは、特に今後の海外展開を考える上で欠かせない指標と言えるでしょう。
購入方法と報告会のお知らせ
今回の報告書は、2026年2月20日から販売が開始され、データファイルはこの日から約2週間後に提供されます。また、報告書購入者を対象とした報告会も同年3月9日に開催される予定です。このような機会を通じて、業界関係者との交流を図ることができるのも魅力です。
調査を担当したのは、MANGA総研の研究員の他、エンタメ経済学の専門家たちによるもので、データの信頼性も高いと言えます。
結論
MANGA総研によるこの調査報告書は、マンガIP市場の現状を知る上で極めて重要な資料です。今後の市場動向を把握し、事業戦略を立てるための貴重な情報源となることでしょう。興味のある方はぜひ、この機会に資料を手に取ってみてはいかがでしょうか。