次世代エンタメ技術
2025-09-25 14:48:15

大阪・関西万博で体験する次世代のエンターテインメント技術とは

大阪・関西万博での次世代エンターテインメント技術



2025年に予定されている大阪・関西万博に向け、NTT株式会社が出展する「NTTパビリオン」では、最先端の映像と音響システムが整えられています。特筆すべきは、ヒビノ株式会社が担当するスリリングな技術であり、リアルタイム3D空間伝送を可能にする「Immersive LED System」は、その象徴といえるでしょう。

このシステムは、アメリカのLiminal Space社が開発した三次元LED技術「Ghost Tile」を利用し、まさに新たなイマーシブエンターテインメント体験を提供します。特に、Perfumeのライブパフォーマンスがリアルタイムで遠隔地に伝送される実験は、世界初となる試みで、来場者にとっては新次元の感動をもたらすことが期待されています。

リアルタイム3次元点群データの伝送



この実験では、吹田市の万博記念公園の特設ステージと夢洲のNTTパビリオンが結ばれ、NTTの次世代情報通信基盤「IOWN」を利用したリアルタイム3次元点群データが活用されました。複数のセンサーとステレオカメラが協力し、Perfumeのパフォーマンスを3D映像として捉え、音響や振動を含む臨場感ある情報が瞬時に伝送される仕組みとなっています。

また、NTTパビリオンに設置された3D対応LEDディスプレイは、その規模と技術力を集約したもので、高解像度の映像を鮮やかに再現。来場者は、Perfumeの動きや周囲の空間を軸にした立体的な演出に引き込まれ、自身がその場にいるかのような体験を楽しむことができます。

高解像度ステレオカメラによる映像表現



ヒビノの技術者たちは、ステレオカメラを使った高解像度の撮影により、表現力豊かな映像を生成。この新しいアプローチにより、リアルタイムで取得された点群データが、まるで目の前でPerfumeがパフォーマンスしているかのように立体視され、視聴者はその迫力を肌で感じられるのです。この試みは、コンサートや様々なイベントにおける今後のエンターテインメント体験の在り方を大きく変える可能性を秘めています。

Immersive LED Systemの多彩な応用



今後、Immersive LED Systemはコンサートやスポーツのパブリックビューイングなど様々な場面において利用され、新たな感動を提供することが期待されます。ヒビノ株式会社は、映像や音響を駆使してエンターテインメントの枠を広げていくことを目指し、常に新しい技術の探求を続けています。

背景にある技術者たちの情熱



このプロジェクトには、多くの専門家が関与しており、日々の挑戦が続いています。チーフプロデューサーの萩原文雄氏は、「技術や想いを形にできたことを嬉しく思う」と述べ、同じく日野恵夢氏は「新しい試みへの挑戦を通じて、今までにない演出を可視化し続けたい」と語っています。この情熱が、未来のエンターテインメントを形作る原動力なのです。

さいごに



世界が待ち望む大阪・関西万博。この場で繰り広げられる最先端の技術と、革新的なエンターテインメント体験は、訪れる人々に何をもたらすのか。ヒビノ株式会社の取り組みとNTTの次世代通信技術が生み出す未知なる世界に、多くの期待が寄せられています。未来のコミュニケーションの可能性を秘めた「NTTパビリオン」、あなたもその瞬間に立ち会ってみませんか?


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