小原晩待望の初小説集『風を飼う方法』3月4日発売
注目を集める若手作家、小原晩の初となる小説集『風を飼う方法』が、2026年3月4日に河出書房新社より刊行されます。この本は、これまで文芸誌に発表してきた短篇を中心に、新たに書き下ろした作品を加えた全4篇で構成されています。小原の作品は、生活の中に潜むさまざまな感情を見事に描き出しており、一度読むとその世界観に引き込まれること間違いなしです。
小原晩について
小原晩は1996年に東京で生まれ、先に自費出版として発表したエッセイ集『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』は異例の大ヒットを記録し、商業出版化に至ります。その後、2023年には第二弾エッセイ形の『これが生活なのかしらん』を刊行し、多方面から称賛を受けています。彼の作品は循環する日常と人間の関係性を描いたユニークな視点が魅力です。
小説集『風を飼う方法』の内容
この初小説集には、次の作品が収められています。
「けだるいわあ」
ある日、弁当屋で唐揚げ弁当を注文する場面が描かれ、ちょっとした日常の中に潜む人間の感情を映し出しています。
(初出:「スピン/spin」第6号)
「水浴び」
ルーフバルコニーで水浴びを楽しむおじさんの姿を通じて、日常の中の静かな幸福感が浮き上がります。
(初出:「新潮」2025年2月号)
「カリフラワー」
雨の日のちょっとした出来事を描き、小さな変化の中に秘められた感情を探ります。
(書き下ろし)
「風を飼う方法」
メインタイトルでもあるこの短篇では、心の中にある「風」に対する思いが表現されています。
(初出:「文藝」2025年秋季号/改題)
本書では、単なる物語だけでなく、小原晩の独特な視点を通じて、人間の内面に迫るような深みを味わえます。
装丁と造本
また、本書の装幀を担当するのは、気鋭のデザイナー岡本太玖斗氏。シンプルながらもユニークなアイデアが詰まったデザインは、書店で目を惹くだけでなく、作品の内容とも絶妙に調和しています。読者はそのビジュアルでも彼の世界に引き込まれることでしょう。
まとめ
『風を飼う方法』は、日常生活の中に見落としがちな感情や思いを再発見させてくれる一冊です。普段本をあまり読まない方でも手に取りやすいサイズで、内容の濃さと軽やかさを兼ね備えています。ぜひこの機会に、小原晩の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
書誌情報
書名:風を飼う方法
著者:小原晩
仕様:46変判/並製 /120頁
発売日:2026年3月4日
税込定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN:978-4-309-03258-0
装幀:岡本太玖斗
書誌URL:
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なお、電子書籍も近日中に発売予定ですので、興味のある方はぜひ各電子書籍ストアをチェックしてみてください。