職場の食が満たす
2025-12-11 12:41:10

職場での食体験が働きがいに与える影響とは?コクヨの新レポート公開

コクヨが職場の食体験に関する新レポートを発表



コクヨ株式会社が12月11日に公開するワーク・エクスペリエンス・レポート『WORK VIEW 2025:職場の食が満たすもの』。このレポートでは、職場における食体験がどのように働きがいに影響を与えるのかを深く探求しています。

1. 『WORK VIEW 2025』の概要


本レポートは、現代の働き方における「食」の重要性に焦点を当てています。コクヨは2016年に「ワークスタイル研究所」を設立し、働く人々の行動や意識を観察するための研究を行ってきました。今回のレポートは、職場での食事がもたらす心理的な側面に特化し、ランチや会食、軽食などを通して、どのように働くことに影響を与えるのかを7つの食体験に分類し、分析しています。

2. 食体験の分類


レポートの主な内容は7つの食体験に分かれており、それぞれの食事の意味や役割について考察しています。
  • - スピード食:早食いが現代の働き方改革の一環として位置付けた。
  • - ソロ食:一人での食事が孤独なのか、自律性を示すのかを問いかけます。
  • - ヘルスブースト食:成果を上げるための栄養補給としての役割。
  • - エンゲージメント食:チームビルディングにおける儀礼的な集まり。
  • - ネットワーキング食:「はじめまして」をつなぐ貴重な機会。
  • - マイメン食:安心感をもたらす仲間との食事。
  • - アイデンティティ食:自己表現としての食の選択。

3. 5年間の職場体験の変容


レポートではまた、パンデミック以降の5年間にわたる職場体験の変化についても分析しています。特に、物理的に近づく一方で心理的には遠ざかっている現実や、在宅勤務を続ける中での職場環境に対する意識の変化が取り上げられています。

  • - Closer / Colder:オフィスに戻る意識と、そこで感じる疎外感の乖離。
  • - Quiet Place:自分の「城」を持つABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の幻想。
  • - Choice Detox:過剰な自己決定疲れが多くの人々を悩ませている。
  • - Life-Centric Work:私生活を起点に考える新たな働き方が浮かび上がります。

4. 専門家の意見


レポートの後半では、食の専門家によるコラムも掲載されています。特に提言されているのが、職場をより良い環境にするために「食」の力を再評価することの重要性です。これにより、単なる労働の場から「協働」「健康」「つながり」を育む場へと変わる可能性について考察しています。

5. 無料公開の詳細


『WORK VIEW 2025』は、2025年12月11日からコクヨの公式ホームページにてPDF形式で無料公開される予定です。興味のある方はぜひ、以下のリンクからダウンロードしてみてください。
コクヨ公式サイト

このレポートは、現代の働き方における食文化の重要性を理解するための貴重な資料となるでしょう。職場での食体験を見直し、より良い働き環境を形成する一助となれば幸いです。


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