VR演劇の未来を切り拓く「メタシアター演劇祭2025」が始動

VR演劇の未来を体験する「メタシアター演劇祭2025」

一般社団法人メタシアターが主催する「メタシアター演劇祭2025」の開催が決定しました。これは、VR技術を駆使した演劇イベントの第3回を迎えます。今年のテーマは『原点回帰』で、VRを活用した演劇公演を中心に構成されているのが特徴です。この演劇祭は、VRChatをプラットフォームに数々のアートパフォーマンスを展開し、参加者を魅了してきました。

昨年開催された演劇祭には、合計8,000人以上の来場者が参加し、3つの劇場で18のパフォーマンスグループが活躍。トークセッションやアート作品も展開され、参加者にとっての貴重な経験となりました。本年も昨年同様に企業の出展があり、さらなる賑わいを見せることでしょう。

出演アーティストと公演

今年の演劇祭には、14団体が参加し、それぞれ独自の魅力を放つパフォーマンスを披露します。一般社団法人メタシアターが運営する「Dramapiaアクターズスクール」からは2期生による演劇公演が行われ、演劇の基礎と新たな表現を学んだ若手たちがその成果を発表します。

招聘公演

代表的な作品として、タノシイサラダ組が送る「蚊とクラクション」。この演目は、脚本家ラクチュカによるもので、演出はラタキアが担当します。出演者には雅にゃこやユミル・トレーシー、ぬぴなどが名を連ねており、精鋭たちが力を合わせます。音響や照明にこだわりを見せた作品は、見る者に新たな感動を与えることでしょう。

その他の参加団体

シタラメッタラ組の「シタラガキ」やVR劇団纏愚連-TenGuRenの「死神～現代語訳版～」といった作品が控えており、幅広いジャンルの作品が連続して上演されます。特に注目のVRインプロユニットインフィニティは即興劇の魅力を伝え、観客を巻き込む参加型企画も用意しています。

また、CALICOによるVRシンガーライブや、男女シンガーユニットであるLunatisiaの公演も見逃せません。