タクシーでタレントのYouTubeコンテンツが楽しめる新時代の始まり

株式会社1SECは、アメリカ・ロサンゼルスと日本・東京に拠点を置くテクノロジー企業です。AI、XR、そしてブロックチェーン技術を駆使したビジネスを展開し、ファンプラットフォーム「PEEEPS」を運営しています。このたび、同社は日本最大級のタクシーメディア「TOKYO PRIME」との連携を発表しました。この協業により、PEEEPSに参加するタレントたちが制作したYouTubeタイアップコンテンツを、タクシー移動時に視聴することができるようになります。

これまでのタクシー広告の常識を覆す新しい形

「TOKYO PRIME」は、35都道府県に広がる71,000台以上のタクシーに設置されたサイネージを利用し、情報を発信する日本有数のタクシーメディアです。タクシーという限られた空間で、運転中に得られる「まだ見ぬPRIMEに出会える18分」というコンセプトを基に、利用者に特別な商品やサービス、情報と出会う機会を提供しています。このことからも、タクシーという新しい広告メディアの可能性が伺えます。

タレントコンテンツによる幅広いアプローチ

今回の取り組みは、PEEEPSに参加する様々なタレントが制作したコンテンツを「TOKYO PRIME」を通じて配信することにより、タクシー利用者に対して直接的な影響を及ぼすことを目的としています。この新しい広告展開方法により、タレントのファン層だけでなく、一般利用者にも広くリーチできるようになります。

タクシーの移動時間を利用したコンテンツ視聴は、認知から興味へのステップをスムーズに進めることが可能です。実際、一瞬の興味を持ったユーザーが、そのまま購買行動につながる可能性は非常に高く、個々のタレントの魅力をうまく活かした広告戦略が期待されます。

1SECのミッションとPEEEPSの特徴

1SECは「手掛けるテクノロジーで世界一、個人や企業をエンパワーメントさせる」というミッションを掲げています。2021年9月から始まった「PEEEPS」は、誰でも簡単に運営可能なサブスクリプション型ファンプラットフォームです。プラットフォーム上でのコンテンツやグッズの制作までを一貫してサポートし、ユーザーは自身のコミュニティやオンラインサロン、ファンクラブを簡単に運営できるようになっています。

特に注目すべきは、ノーコードで簡単にデザインや機能を実装できる点です。ユーザーの好みに合わせて、その利用用途に応じたプラットフォームを提供することで、さまざまな活用方法が生まれています。これにより、開設直後からも多機能なサイトを無料で利用することができます。

ブロックチェーン技術とAIによる新しい広告の未来

また、PEEEPSではブロックチェーン技術を活用したファン活動の可視化が進んでいます。ファンのアクティベーションを可視化し、貢献に応じたインセンティブを提供することで、活発なコミュニティを形成することを狙っています。さらに、独自のAI技術を用いたスポンサーマッチングシステム「HYPE CAST AI」が、企業が求める商品やサービスとPEEEPS内で活動するタレントをマッチングします。

この新しい取り組みは、タクシーという特異な空間を利用し、タレントの魅力を最大限に引き出すことで、広告の枠を超えた新たな体験を提供することが期待されています。これにより、ユーザーは移動中に楽しみながら情報を得られるだけでなく、タレント自身も新たなファンを獲得する機会を増やすことができるでしょう。

この革新は、広告という領域を越え、人々の日常に新しい楽しみ方を提供する礎となるかもしれません。1SECとTOKYO PRIMEのコラボレーションがもたらす未来に、今後も注目が集まりそうです。