Tokyo Weekender 55周年記念展が原宿でスタート
東京・原宿のCreative Space Akademeia 21 Harajukuにて、ENGAWA株式会社が運営する英字ライフスタイルメディア『Tokyo Weekender』創刊55周年を祝う特別展「Life, Culture, and Creativity in Tokyo 1970–2025」がスタートしました。この展示は、世界的な写真家Leslie Keeの新作ポートレートや1970年の創刊号から現在までの貴重なアーカイブを展示し、多様な文化が共存在する様子を映し出しています。
特別展の目玉
初日から賑わいを見せた会場では、スポンサーである株式会社日比谷花壇による55種類の花々のインスタレーションが施され、生命感あふれる空間を演出しています。特に目を引くのが、Leslie Keeによって撮影された約2メートルのグループショット「TW ICONS」で、15名の表現者が世代やジャンルを超えて一堂に集まっています。これにより、東京の文化が人々の間で継承される様子を鮮やかに表現しています。
関係者のコメント
オープニングには、Leslie Kee氏と日比谷花壇代表の宮島浩彰氏による特別トークセッションも行われ、「世代を超えた表現者を一つのフレームに収めることで、多様性の力を表現した」とKee氏が語り、宮島社長は「花と写真が共演し、観る人々に新しい体験を提供した」とその意義を語りました。このセッションは、参加者から大きな反響を呼びました。
見どころの紹介
1. 「TW ICONS」ポートレートシリーズ
Leslie Kee氏が撮影した「TW ICONS」というポートレートシリーズでは、アート、ファッション、スポーツなど各分野の15名の新進気鋭の表現者が特徴づけられています。特にグループショットは、文化の連鎖を象徴的に表しています。
2. 日比谷花壇による特別インスタレーション
日比谷花壇が用意した55種類の花とグリーンのフォトスポットは、訪れる人々にウェルビーイングをもたらすことが目的となっており、自然の要素を取り入れた心地よいデザインに仕上がっています。
3. 1970年から2025年までの文化的変遷
この展示は、東京の文化的な変遷を1970年から2025年まで、外国人編集者の視点を通じて体感することができます。これにより、来場者は東京が如何に多様性を受け入れ、変革してきたかを知ることができます。
4. ANREALAGEのファッション展示
最近の『Tokyo Weekender』の特集号に掲載されたANREALAGEのアパレル作品も実物展示され、ファッションとメディアの融合を感じることができます。
展示会の概要
「Tokyo Weekender」55周年記念展は、2025年10月20日まで一般公開されます。開館時間は11:00から19:00、最終日は16:00に閉館予定です。入場料は無料で、東京メトロ「明治神宮前」駅から徒歩7分、JR「原宿」駅からは12分のアクセスが良好です。
この素晴らしい展示は、Leslie Keeの作品だけでなく、東京の文化の豊かさと多様性を体感できる貴重な機会となっています。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。