Telexistence、自社のヒューマノイドチームを創設しAIロボット協会に参画

Telexistenceが新たな挑戦へ

近年、自動車産業やハイテク企業とは異なる分野での革新が進んでいますが、そこで注目されるのがTelexistence株式会社です。彼らは、東京都大田区に本社を置くロボティクス企業で、現在、一般社団法人AIロボット協会（AIRoA）への参画を発表し、ロボット技術のさらなる発展を目指しています。

AIロボット協会への参加

Telexistenceは、AIロボット協会の理事メンバーとして、ロボットデータエコシステムの構築に取り組んでいます。この協会は、産業の壁を超えたオープンなデータ収集と基盤モデルの開発に集中し、ロボット技術の革新や社会実装を加速させることを目指しています。Telexistenceは、この理念に共感し、自社開発の双腕ロボットの稼働データを協会に提供することで、特にロボット産業の発展に貢献しようとしています。

ヒューマノイドチームとVLAモデルチームの創設

新たな取り組みとして、Telexistenceはヒューマノイドチームを設立しました。このチームは、高度な双腕ロボットの開発を目指し、さらにVLAモデルチームを立ち上げ、ロボティクスAI向けのデータ収集を進めます。また、これらのチームでは多様な専門知識を持つ人材の募集を開始しました。これにより、次世代のヒューマノイドロボットの開発において、機械学習やメカトロニクス、ソフトウェア開発技術を統合的に活用しようとする野心が見えます。

募集中のポジションは？

現在、Telexistenceは以下のような職種での人材を募集中です。全ての職位に高い年収が設定されており、入社後の評価によってはストックオプションも考慮されます。

- Lead Mechanical Engineer, Humanoid Team（年収: 約1000~2000万円）

この職位では、双腕ロボットの機械設計において中心的な役割を果たします。実務経験やロボットのハードウェアに関する幅広い理解が求められます。

- Lead Robotics Foundation Model Engineer（年収: 約1000~2000万円）

この役割では、多様なデータを利用してロボティクスAIに実装可能なモデルを構築します。大規模モデルやロボット制御に関する実務経験が必要です。

- Lead Robotics Control Engineer, Foundation Model Team（年収: 約800~1500万円）

双腕ロボットの制御ソフトウェアの開発をリードし、高度なアルゴリズムを用いてリアルタイムで精密な操作を実現します。ROSやJetsonを使った開発経験を生かすことが期待されています。

- Lead Full-Stack Engineer, Foundation Model Team（年収: 約800~1500万円）

Webアプリケーションを設計・実装し、遠隔操作データの収集・管理を担います。MLOpsや機械学習パイプラインにも関わります。

これらのポジションは、Telexistenceの革新を支える重要な役割であり、未来のロボット技術を形作る一員となるチャンスです。詳しい採用情報は、こちらから確認してください。

未来への期待

Telexistenceのカラーが鮮明な新たな挑戦は、単なるロボティクスの発展だけでなく、社会全体におけるロボット技術の適用と受容を促進するものといえます。ヒューマノイドロボットの開発とAIロボット協会での活動を通じて、同社はルネッサンスを迎えつつあるロボット企業として期待されます。これからの展開から目が離せません。