鬼頭明里さんが語る声優の魅力と成長—アーティストとしての新たな道

鬼頭明里さんが語る声優の魅力と成長

「J:COM STREAM」のアニメ見逃し特設サイトで、鬼頭明里さんの独占インタビューが公開されています。彼女は多彩な声の表現力で、多くのキャラクターに命を吹き込んできました。今回は、鬼頭さんの過去を振り返りながら、作品への思いや、声優としてどのように進化してきたのかを掘り下げます。

鬼頭明里さんの魅力的な声域と役柄

鬼頭明里さんは、『地縛少年花子くん』の八尋寧々役や、『鬼滅の刃』の竈門禰豆子役など、さまざまな作品で印象的な役を演じてきました。彼女の声域は幅広く、天真爛漫な少女から知的な大人の女性まで、多彩なキャラクターを自然に演じ分ける能力が際立っています。

インタビューでは、特に『地縛少年花子くん』との出会いについて触れられました。初めてこの作品の第1巻に触れた際、マンガのカバーに惹かれて購入し、「アニメ化するならぜひ演じたい」と思ったそうです。2020年にアニメ化が決まり、オーディションに挑むことになりました。この時の嬉しさは今でも鮮明に覚えているとのことです。

豪華なオーディション体験

鬼頭さんがオーディションを受けた際、花子くん役の緒方恵美さんがすでに決まっており、受験者は緒方さんとの掛け合いを行うという珍しいスタイルでした。彼女は「緒方さんのお芝居の力で、オーディションはやりやすかった」と振り返りますが、八尋寧々の役には自分の地声とは離れた高い声を作る必要があり、初めは不安を抱えていたとのこと。しかし、彼女は無事に役に選ばれることになり、「この声でよかったという感覚を持てた」と当時を振り返ります。

アフレコ現場の雰囲気と学び

鬼頭さんは、アフレコの現場で共演者たちと非常に仲良く、共に飲みに行くことも多かったと話します。特に緒方恵美さんとの共演が彼女の声優の道に大きな影響を与えたと強調しました。それまで、彼女は自分の頭の中でイメージした声を再現しようとする意識が強かったが、緒方さんの言葉により、相手との感情のやりとりをより重視するようになったといいます。

彼女は「君はこのままだと行き詰まるかもしれない」と言われた際、自分が相手のセリフを聞いていなかったことに気づきました。この気づきから、役柄に対するアプローチを大きく変え、アフレコ前の準備を最低限に抑えることを心掛けたそうです。これにより、現場での柔軟性が増し、より自由に演技を楽しむことができるようになったのです。

経験を通じた成長

最近、彼女は『地縛少年花子くん』の第2期で緒方さんと再共演し、「自由に楽しんでやれているね」と言われたそうです。これは、彼女が緒方さんから受けたアドバイスをきっかけにしっかり成長できた証だと感じた瞬間でした。

今後も鬼頭明里さんのインタビューは全3回にわたって公開される予定ですので、ぜひお楽しみに！

J:COM STREAMでは、彼女が出演する『地縛少年花子くん』シリーズを視聴可能です。特に、新しいアニメや人気作品が見放題で配信中なので、ファンにとっては嬉しいコンテンツが揃っています。

詳細や視聴は公式サイトでぜひチェックしてみてください！