AERAが「やさしくなりたいプロジェクト」を立ち上げて多様性を広げる

AERAが提唱する「やさしくなりたいプロジェクト」

週刊誌として知られるAERA（朝日新聞出版）が、社会の分断が深まる中で新たに「やさしくなりたいプロジェクト」、通称「やさプロ」を始動させることを発表しました。このプロジェクトは、多様性を認め合い、寛容で思いやりのある社会を実現するためのものです。9月22日から予告ページがオープンし、10月下旬には特設ページが発表される予定です。

「やさしさ」をテーマにした多彩な企画

「やさしくなりたいプロジェクト」では、様々な見地から「やさしさ」を探求していくことがテーマとなります。特設ページでは「やさしさを語ろう」「やさしさを科学する」「声を聞こう」「ほっこりの館」「やさしさの素」などのコンテンツが用意されており、記事や動画を通じてその重要性を広めていくことを目指します。また、AERAの特集号として発行される「やさしさ」号や、多様なイベントの開催、SNSでの情報発信なども計画されています。

プロジェクトを牽引する小山薫堂さん

このプロジェクトのスペシャルオーガナイザーとして、小山薫堂さんが名を連ねています。彼は放送作家であり、代表作には「くまモン」やテレビ番組「世界遺産」、映画「おくりびと」などがあり、日本の文化や地域活性化に寄与してきた人物です。10年前に特別編集長を務めたAERAでは「やさしくなりたい。」というテーマを掲げており、その価値観を再度広める活動に情熱を注いでいます。

小山さんは「やさしさとは他者を思いやる力であり、人だけでなく、物や環境に対しても感じるもの」と語っており、自他を思いやる力を育むことで人生がより豊かになると信じています。この思いは「やさしくなりたいプロジェクト」の核となる価値観です。

AERAが目指す未来のこと

AERAは1988年に創刊されたニュース週刊誌で、デジタル版の「AERA DIGITAL」も展開されています。その記事内容は、時代の変化に応じて人々の悩みに寄り添い、自分らしい生き方を提案するものです。この新しいプロジェクトにより、さらに多くの人々に「やさしさ」の重要性を伝え、共感を呼び起こす活動を行っていくことでしょう。

「やさしくなりたいプロジェクト」は、社会全体でやさしさを考え、多様性を受け入れる文化を育むための第一歩です。すべての人がこの活動に参加し、未来に向けてやさしさを広めていくことが期待されています。詳細については、特設ページこちらからご覧いただけます。